空想科学
TBS東京マガジン「うわさの現場」は富山県のダム問題だった。まえにニュースで聞いていた事件だ。問題のダムには堆積した「土砂」を排出するような仕組みがあって、これを動作させるようになってから、下流の富山湾の漁場がヘドロ状の土砂により汚染されていると疑われてい、とういう事件だ。しかし、関係者（関西電力、富山県）は排出しているのは「自然に存在する土砂」であって「へどろ」ではない、という主張をしていた。このインタビューを見ていて感じたのは、公にむかって「黒を白である」と言わなければならない立場に人のことであった。関西電力の広報マン（かりにA氏としておこう）はおそらく実態を理解していないのであろう。マニュアル的・ロボット的対応をしていた。A氏ははやく実態を見に行くべきではないかと思う。一方県職員の方はあきらかに本人も「黒である」と信じているが、本人の信念とは矛盾する行動をとっているという風情であった。なんだか救われないものを見てしまった。組織の中で一人勇敢に戦うことまでは求めないが、消極的なものであっても、良識を見せてほしいものだと思う。この番組をみていると、このような立場（どちらであれ）たたされた場合にどのような行動がとれるのだろうか、といつも考えてしまう。
今日は先月初旬の講演会のムービーファイルをCDにコピー作業。某見学先への「おみやげ」とおそくなってしまったが関係者へ送るため。CDなので小さい映像ファイルしか収まらない。しかし、２時間分ほどの記録がCD一枚になるのはスペースもさることながら、再利用という点でも有利だ。
普段ほとんど名刺交換をすることはないのであるが、見学先では名刺交換をしなければならない場面がある。ことしはラベルマイティ（ジャストシステム）というカードやラベル作成ソフトを使ってみた。使うのも簡単で、なかなかおもしろい。いろいろな用紙も販売されているようだ。ただ、「正式」には大学の規定のロゴなどが入っている方がもっともらしい。大学のロゴを教員向けに公開してもらえると便利だと思う。たいした節約にはならないだろうが。
昨晩大学のサーバからFTPを拒否され、ファイルの更新ができなかった。センターへ問い合わせたところ、ウイルス対策の作業のためFTP関係のシステムは停止中ということだった。セキュリティが厳重になってくると、外部からFTP禁止というようになるかもしれない。外部サーバを検討しなければいけなくなるかも。Webサイトやメールは稼働中。いつもながら、トラブルなのかメンテナンスなのかが分からないため、いちいち担当者あてにメールして問い合わせている。センターのwebサイトにメンテナンス情報を載せてもらえば、不要な問い合わせが不要なのだが。
今日は会議があったのだが、欠席させてもらう。夏風邪？プール風邪？が長引くので昨日は病院へ。処方箋をもらって薬局へ。抗生物質と消炎剤など。こんなに簡単に抗生物質飲んでもよいのかなあ、などと思ったが、おかげで今日は咳がだいぶおさまって楽になってきた。抗生物質は新しいシステムのものということで、新しいパッケージでいかにも「新薬」という雰囲気を醸し出している。「新薬はなるべく早く使うべき。効き目が認められなくなるまえに」などということばを思い出したが、薬物はやはり頼もしいところがある。
今度の病気では、回復に時間がかかるようになっていることを感じたのと、新しいパッケージを見て、薬の世界にも「新しもの好き」マニアがいるのではないだろうか、などと思った。
見学合宿のスケジュールはだいたい確定したので、あとは集合場所の調整のみ。時間があれば、宿舎から近いし、ん十年ぶりに「末広亭」にいってもいいなあ、とも思うが、若い人にとっては？？？かも。
ここ一週間は更新を怠っていた。週の後半はやや風邪気味。急に涼しくなった日にプールに行った影響か、なんとかの冷や水。
９月の中旬に予定している見学合宿の件で、見学先と日程調整。例年数カ所の研究所や施設を見学しているが、見学先の都合と合宿の日程をうまく調整できるかいつもひやひやしている。なるべく費用をかけないようにということで、宿舎には悩むところだが、今年は代々木のオリンピック記念青少年研修センターを予約して、飯田橋の東京都福祉機器センター、化粧品メーカＳ研究所、昨年と同じくＴ香料の中央研究所を予定している。