空想科学 

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2001/12/2(日)十分・スキャナーの解像度

ADSLはまったく不調でつながらない。今日(夕方)はモデムのトレーニング・モードにさえはいらず、まったく信号ナシの状態となってしまった。アサヒネットには8MBオプション解約のメールをだしているがナシのつぶて。問い合わせ電話も話し中。通信インフラがこの状態では、まったく。

先日買ったスキャナーでパワーポイント用にいくつか「教材」スライドを作ってみた。小さい図表類についてはパワーポイント画面で拡大する必要があるので結局300dpi程度にしておくと画面上できれいに見えるようだ。もちろん拡大の必要がなければ96dpiで。白黒の印刷物も「白黒」ではなく「グレースケール」でとりこむときれいに仕上がることがわかった。


2001/12/1(土)某業務で午後から登校。こりゃ消耗戦になってきた。
2001/11/30(金)干渉

このところウイルス付きのメールが届くようになってきた。大学あてのメールにはWORM_BADTRANS.B。大学のサーバーはこれまでは対策がうまくいって被害は受けていないようだが、新しいものに対しては完全に安全というわけではない。比較的安全なMacで接続しているのだが、こちらもいつまでも安全というわけにはいかないのかもしれない。

一昨日からADSLがまったく不安定になって、モデムはトレーニング・モードを繰り返しているし、つながったと思ったらなんと64KbpsとISDNなみだったりと。今日はまったくつながらない。この間我が家での家電関係の変化はまったくないので外的な要因であると思う。しかたないのでアナログ・モデムの世界へ逆もどりだ。しかし、メールやテキスト主体のページでは速度には問題ないと感ずる。

NTTに回線の問い合わせをするとプロバイダーに聞いてくれの一点張りでらちがあかない。電話線の保守はオタクの責任だろう。契約はeAccessだと説明すると、対応に「敵意」さえ感じたほどだ。まさかISDN線をわざと近づけているのではあるまいな。ともかく8MBオプションは無理だと判断して、アサヒネットには8MBの解約のメールをした。またまた工事費が必要らしいのは腹立たしい。


2001/11/28(水)会議

午後から会議3連発。会議での発言というのは個性がでてなかなか面白いものだ。

Yセンセイにプログラムがないか、と聞かれていたのと、今年は卒論のYさんも使うので、空き時間にひさしぶりに(何年ぶりだろう)サーストンの一対比較法のプログラムをつくった。といっても、エクセルで組み込み関数を利用してちょいちょいとできてしまう。従来型のプログラムではこうはいかない。

数表とにらめっこしなくてもよいのだが、方法を理解するためには一度やはり数表をひいてみる、という経験は大切だと思うのである。


2001/11/27(火)統計の用語

学部・研究法はいわゆる(くりかえしのある)二元配置の分散分析。例題のSPSS実習。統計学の用語が教科書によって微妙に異なることは以前から困っていたが、パッケージソフトの分析手法の呼び方も同様で、「初心者」には無用の混乱を与えている。学部での教育内容についてはおおかたの一致があると思うが、心理統計学の今日的にソフトウエアと一体化した「標準的なコース」ができればよいなあ、と思う。内容は従来の統計的な方法も必要だが、これにかぎらず心理学の研究に必要な方法を体系的に学べるようなモノ。

SPSSのような高価な統計パッケージを大学で使えるようにしてきたわけであるが、すぐれたフリーソフトをつかう方向を考えてみるべきかもしれない。卒業後もSPSS環境を得られる人というのは案外少ないかもしれないわけだし。

夕刻からの授業の合間にWゼミの学生が統計処理のことで相談にきた。ここでも「用語」の混乱でちょっととまどう。たぶんあれでよいのではないかと思う。

院・適応学は心理尺度の性質について。選択行動理論の背景として心理尺度の基本的な性質を知っておく必要がある。つづいて院・方法論。先週で分散分析をおわり(いつくもふれなければならない話題を残したままだが)因子分析の単元へ。今日から昨年卒業してI大学院に進学したI君がモグリ聴講。授業終了後、ひさしぶりにやはり昨年の卒業生のK君とともに「いろは」でお好みやきミニ忘年会。


2001/11/26(月)日常・音刺激ソフト・兄妹

先週、mさんの卒論実験で音刺激をつくるソフトが必要になって、電算室のAさんに相談していた。mさんは教えてもらったソフトを解凍してさっそく刺激を作っていた。試行錯誤はあったようだが、使える刺激ができた様子だ。これがフリーソフトでみつかるところがすばらしい。詳しい人には相談してみるものだ。

午前中、実験プログラムのパラメータの小修正作業。午後からの実験実習1はマッカロー効果の第4グループ目。今回は現象の観察しやすい条件を先に行った。来週は別の条件で第二実験を行う予定。見え方を調整するプログラムを使っているのだが、調整対象になっている刺激位置をまちがえるケースがいくつかでている。要改良だが、プログラム修正とこの種のユーザーインターフェースの問題はなかなか決定版がない。

実験実習2はSD法と因子分析。こちらは「におい」刺激を材料にしているが前回のグループままでの結果は比較的安定している。今週はどうだろうか。

実験の順応の待ち時間にTAのK君Kさんと雑談していたところ、卒業生のN君(T香料)の弟さんと、やはり卒業生(院)Mさんが結婚式をあげたとのことだ。この夏見学にいったときにN君から聞いてはいたのだが、Mさんだとは分からなかった。N君とMさんは学年もかなりちがうので面識はないのだが、兄妹の関係になってしまった。世間はせまい。おめでとう。



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