学内運営の簡素化・サービス業務における利用

教員には学内運営のために果たすべき仕事があるが、これらできるかぎり合理的に行い、負担を軽減したいものである。職員・教員の学内運営にかかわり教育サービスの質的・量的向上のためのパソコン・学内LANの利用法には次のようなものが考えられる。

(付)職員・教員のパソコン習熟・キイボードの操作について

(1)電子メールの利用

(2)文書書式をパソコン利用しやすいものにする。

現在大学に提出する書類はコンピュータを利用することが考慮されていないため、提出書類に切り張りする余計な手間を要している。提出書類の形式をパソコン利用時に面倒のないような書式にするべきだろう。「標準テンプレート」は当然用意されるべきであるが。この場合には形式のみを規定し、使用するアプリケーションまで規定しないように。

また、委員会諸記録の整理にあたっても共同作業が今よりはスムーズに行えるだろう。

(3)台風などによる休講の連絡

電子メールは緊急に一刻をあらそう連絡用には不向きであるが、時間的余裕がある場合には有効である。なにか不明な点がある場合にまず確認する情報源として、大学のホームページに連絡・掲示のページを設けておけばよい。

(4)学生からの問いあわせ窓口として利用

たとえば、教務関係の相談などで、学生は不定期に教務委員に連絡、面接にくる。このような場合担当教員は不特定多数に対応しなければならないので長時間を要することもしばしばである。なかにはたしかに面接が必要なこみいった相談内容であることもあるが、そうでないこともある。このような場合適切なメール窓口が設けられていれば、相談内容をあらかじめ把握できるので、担当教員・職員の対応も楽になる。

(5)学生サービス(事務処理の簡素化)

先日ある大学を訪問したところ、ちょうど銀行の自動支払機のような機械がおかれ、いくつかの証明書が自動的に発行できるようになっていた。たしかに、窓口で担当者が応対すべき事柄とそうでない仕事をわけることにより事務処理上の負担が軽減され、サービスの時間も延長することができる。

(6)学務・教務サービス

  • (登録君)履修登録お助けソフト(Windows95風に呼ぶなら「科目登録ウイザード」、Mac風に呼べば「科目登録アシスタント」と表現すればイメージがわく?)
  • (卒業君)卒業判定お助けソフト(同じく「卒業判定ウイザード」。卒業するためにはあと何が必要かを教える。次の科目名検索ソフトと連動していればスマート。)
  • (科目検索君)科目名検索ソフト(科目名称から開講時間割りを検索、担当教員名から開講科目・時間割りを表示など)
  • (「資格君」)資格科目充足判定お助けソフト
  • なお、上記「○○君」はいずれも登録済み商標です(^^;)
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