諸澤みよ記念館
百年にわたる常磐の歴史を伝える「諸澤みよ記念館」
創立100周年の記念事業の一環として「諸澤みよ記念館」を建立しました。
その外観は創立者が生涯を過ごした地上2階建ての旧諸澤邸を再現しています。また、内部には、今日の実学重視の姿勢に通ずる「技術」をコンセプトワードに数々の資料を公開・展示。
本学の特色である博物館学の成果を駆使した現代的な手法を使って、分かりやすく創立者の足跡を伝えています。
その外観は創立者が生涯を過ごした地上2階建ての旧諸澤邸を再現しています。また、内部には、今日の実学重視の姿勢に通ずる「技術」をコンセプトワードに数々の資料を公開・展示。
本学の特色である博物館学の成果を駆使した現代的な手法を使って、分かりやすく創立者の足跡を伝えています。
技術(実学)の伝承を足がかりに、生涯をかけて地域の人間教育に貢献。
諸澤みよは1887(明治20)年に現在の水戸市に生まれ、22歳の若さで本学の前身・裁縫伝習所を開設しました。「邑ニ不学ノ戸ナク家ニ不学ノ人ナカラシメン事ヲ期ス」とする学制を公布して、国民皆学を理念に掲げた明治政府でしたが、未だ多くの女性が家事や雑事に追われ、女性を受け入れる教育機関も限られている時代のことでした。
そんな女性の自立を願って、みよが教授をはじめたのが裁縫という技術です。自らを助け、社会の成長に貢献する技術の伝承は、今日、本学が掲げる実学に通じます。
1974(昭和49)年に永眠。『金剛石も磨かずば玉の光はそわざらん』ーーー人に備わった資質や才能が、学ぶことではじめて開花することを詠った、昭憲皇太后歌『金剛石』の一節です。生涯を地域の人間教育に捧げたみよが愛した言葉です。
そんな女性の自立を願って、みよが教授をはじめたのが裁縫という技術です。自らを助け、社会の成長に貢献する技術の伝承は、今日、本学が掲げる実学に通じます。
1974(昭和49)年に永眠。『金剛石も磨かずば玉の光はそわざらん』ーーー人に備わった資質や才能が、学ぶことではじめて開花することを詠った、昭憲皇太后歌『金剛石』の一節です。生涯を地域の人間教育に捧げたみよが愛した言葉です。
「記憶」をモチーフに間接照明で空間を演出。開学前史を掲示するほか、諸澤みよの愛用品や手づくりの品を展示しています。
創立から短大開設にいたる「諸澤みよの生涯」と「常磐の歩み」を、映像で綴る空間です。ミニシアターとしての利用も可能です。
懐かしい洋館風の室内に、常磐高等女学校初代校長の諸澤道之介が愛用した机ほか、図書や教科書、アルバムなどを収めました。
明治期の日本家屋をイメージした空間に、裁縫伝習所の授業風景を再現。実物展示された教材や資料が、当時の服飾教育を伝えます。
1980年代から現在までのキャンパスを航空写真で紹介するなど、「常磐のいま」を伝えます。企画展示スペースとしても利用できます。
施設見学案内
開館時間 | 10時00分から16時00分まで |
利用料金 | 無料 |
休館日 | 土曜日、日曜日および国民の祝日 本学創立記念日(1月25日) 本学夏季一斉休業期間 本学冬季一斉休業期間 |
見学申込 | 事前の予約が必要となります。見学希望の14日前までに総務課へお電話ください。 |
案内マップ
お問い合わせ
住所:〒310-8585 水戸市見和1-430-1 総務課 卒業生係
電話:029-232-2717
FAX:029-231-6078
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