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常磐大学創立40周年記念 国際シンポジウム


「複合的危機における地域社会の安全・安心 ~これからの地域社会のあり方を考える~」

趣旨

グローバリゼーションの進展とともに、私たちの社会は、連鎖して増幅する複合的な危機にさらされるようになりました。新型コロナウイルス感染症の蔓延は未曽有のパンデミックとして広く社会不安を募らせ、その社会・経済への影響は今なお各地に色濃く残っています。一方で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に端を発する世界の分断は、資源や食料の高騰となって市民生活を圧迫している。気候変動など、従来の環境課題への対応が遅れるなか、多発するサイバー・テロ、犯罪が世の中の先行きに暗い影を落としています。

グローバル化の奔流が、広く、地域社会も巻き込むようになった今、こうした複合的な危機は、地域社会の脆弱化を招きかねない大きなリスクとなっています。本シンポジウムでは、基調講演および地域社会の安全・安心をテーマにした2つのセッションを通して、公共の安全、健康と福祉、教育分野における地域の課題を再考し、複合的危機の下でのレジリアンス強化の必要性を議論します。海外での事例も交えながら、様々な脅威に対峙し、安全で安心できる地域社会を構築するための方策を検討します。

なお、本シンポジウムは、G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合推進協議会との連携事業として実施されます。

日時・会場等

日時 2023年9月19日(火)10時00分~15時30分(日本標準時間)
会場 常磐大学Q棟センターホール
開催形態 対面、同時配信(YouTube)
使用言語 日本語、英語(翻訳アプリによる同時翻訳)
主催 常磐大学
後援 茨城県、G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合推進協議会、茨城県警察本部、水戸市

プログラム

【総合司会】 Kevin McManus(常磐大学人間科学部コミュニケーション学科准教授)
10:00~10:15 開会式
開会挨拶(常磐大学 学長 富田敬子)
来賓挨拶
10:15~10:40 基調講演 国連本部経済社会局統計部長 Stefan Schweinfest 氏
「複合的危機下の世界-国連が直面する試練-」
10:50~12:30 セッション1:「地域社会の安全」
【モデレーター】 千手正治(常磐大学総合政策学部法律行政学科教授)
  1. 特別報告 茨城県警察本部警務部長 藤野秀彦 氏
    「茨城県の治安情勢と警察の対応」(仮)
  2. 発表 カン・ギョンレ(大邱カトリック大学社会科学部警察行政学科教授)
    「韓国におけるコロナ禍の犯罪動向」
  3. 発表 山梨光貴(常磐大学総合政策学部法律行政学科助教)
    「更生を阻害する社会的要因~地域社会が果たすべき役割」
  4. 発表 M. スリニバサン(マドラス大学犯罪学科長・教授)
    「インドの犯罪被害者支援~ジェンダーに基づく犯罪に焦点を当てて」
13:20~15:00 セッション2:「地域社会の安心」
【モデレーター】 会沢紀子(常磐大学看護学部看護学科准教授)
  1. 特別報告 水戸市長 高橋靖氏
    「複合的危機が市民生活にもたらした影響」(仮)
  2. 発表 ニール M. マーティン(ミンダナオ州立イリガン工科大学保健科学部助教)
    「コロナ禍での地域保健医療サービスの変容~フィリピンを例に」
  3. 発表 柴原宏一(常磐大学人間科学部特任教授)
    「複合的危機と人材育成」
  4. 発表 小森田龍生(常磐大学人間科学部現代社会学科准教授)
    「自殺念慮を抱える人々への支援に向けて」
15:10~15:20 大会提言 佐々木一如(常磐大学総合政策学部総合政策学科准教授)
15:20~15:30 閉会

問合せ先

常磐大学創立40周年記念国際シンポジウム開催事務局
常磐大学交際交流語学習センター
TEL:029-232-2618 FAX:029-232-3075
E-Mail:intlco@tokwia.ac.jp