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2019年10月30日 総合

「第7回TOKIWA高校生英語プレゼンテーションコンテスト」を開催しました

常磐大学・常磐短期大学が主催する「第7回TOKIWA高校生英語プレゼンテーションコンテスト」が、10月19日に開催されました。このコンテストは、高校生たちが普段の生活で感じたことや疑問に思ったことなどを様々なツールを使って研究し、導きだされた考察を英語で発表するという様々なスキルが求められるイベント。通常のスピーチコンテストではなくプレゼンテーション形式を採用しているので、国際的な視野や考える力、そして自分の主張をアピールする表現力も評価の対象となります。そのため審査のポイントは英語の発音や文章構成能力に加え、発表の内容やインパクトのあるパフォーマンスも重視。プレゼンテーション終了後には審査員との英語による質疑応答も行われ、ヒアリングや対応能力なども審査の対象となります。

今回のコンテストで大枠として設定されたテーマは、“Me and the World” “Look to the Future“ “Social Issues”。高校生たちは、この3つのカテゴリーの何れかに関連づけたテーマで、プレゼンテーションを行いました。

今回のコンテストに参加したのは、県内外から集まった6人の高校生たち。それぞれが日常生活で感じた身近な疑問や、世界的な課題となっている食料問題、また、未来に向けた科学の在り方などをインターネットなどで調査・分析し、そこから得た自分の考えをパワーポイントを駆使して会場にアピールしていました。

審査の結果1位を獲得したのは、ゲノム編集が及ぼす人間と環境についてプレゼンテーションを行った、土浦日本大学中等教育学校の國谷奈央さん。遺伝子工学の未来という難しい内容を、高い英語能力で問題提起を行いました。

順位 所属 学年 名前 選択カテゴリー 発表テーマ
1位 土浦日本大学中等教育学校 1(4)年 國谷 奈央 Look to the Future The Rights to use Genome Editing To Living Creatures and For The Environment.
2位 桐朋高等学校 1年 大塚 慧 Social Issues Student Mental Illness
3位 茨城県立日立第一高等学校 2年 松廣 あい子 Me and the World An Unwasted Opportunity

■第1位獲得者インタビュー
土浦日本大学中等教育学校1(4)年/國谷奈央さん

生物に興味がありネットで調べている時に、中国の科学者がゲノム編集を行ったゲノムベビーを誕生させたというニュースを見て、このトピックに興味を持ちました。ゲノム編集は使い方によっては危険な場合もあるので、そういった問題が起きる前に国際的なルールを定める必要があるのではないかと思います。現在の目標は、もっと英語力を上達させること。海外の人たちとたくさんコミュニケーションを取れるようになり、視野を広げたいと思っています。

第1位 國谷 奈央さん

第1位 國谷 奈央さん(受賞の様子)

第1位 國谷 奈央さん(発表の様子)

第2位 大塚 慧さん

第3位 松廣 あい子さん

全体集合写真

全体集合写真