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総合政策学科ニュース

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オンライン・リアルタイム・フィールドワーク@笠間~笠間稲荷門前通り商店街を中心として 2021年5月25日


総合政策学科では2019年より「まちづくり論」「公共政策」「基礎ゼミ」での合同フィールワークを展開し、現在の地域の様相をさまざまな角度から捉える取り組みをしてきました。しかし、コロナ禍において、フィールドワークの実施については制限せざるを得なく、大学での学びの楽しさを伝えられない悩みの一つとなっています。

このような中で2020年度に続き、担当者の1人である元木が現地に赴き、Google Meetを用いてフィールドワークを展開しました。受講学生の一人一人がフィールドワークに直接参加はできないため、オンラインでの参加(聴講)となりました。この方法では、現地全体が目に入るわけでもありませんが、教員の目線を通して、現場での観察方法や教員が見ている視点を学んでもらえる方法になり得ると考えています。リアルタイムで教員の視点を共有できることも利点です。また、時々立ち止まり、学生たちに質問を投げかけると、それに対しチャットや口頭で返信し、リアクションを取れるため、想像以上に臨場感溢れるフィールドワークになったと考えます。

実際に現地に出向くことに勝るものはありません。総合政策学科教員は皆同じ考えです。しかし、コロナ禍において新たな取り組みにより、「学びを止めたくない」との思いから実践に至りました。一方、Google Meetの画質や見ている対象が狭くなり安いという課題もみえてきました。これらのことについてはコロナ禍で悲観的にならずに、学生たちにも挑戦する気持ちを忘れないで欲しいとの思いも込めています。学生たちには、これを機会に改めて今回の対象とした笠間市・笠間稲荷門前通り商店街をはじめとして、さまざまな場所に出向き観察するとともに、商店街の方々にかつてからの話しを聞いてもらいたいと考えます。

写真は、Google Meetで動画撮影したものから切り出しているため、画質が荒くなっています。ご容赦ください。

(元木理寿)