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“想い”を結ぶ声がラジオに届く―総合政策学科4年生がLucky FM茨城放送に出演


スタジオにて、パソナリティの煙山ゆうさんと福田来夢さん

常磐大学の学生による「梅染め・組紐プロジェクト」が、2025年5月26日、Lucky FM茨城放送のラジオ番組「ほっとボイス」で紹介されました。出演したのは、プロジェクト代表の総合政策学部4年・福田来夢さん。水戸の伝統工芸とフィリピンの草木染めを組紐でつなぐ学生の挑戦について、自分の言葉で語りました。

梅と桑(左)、藍とパパイヤ(右)

このプロジェクトは、小関一也ゼミナールと学生ボランティア団体「フェアリーテイル」が中心となり、水戸の「梅染め」と、フィリピン・ネグロス島の草木染めを組み合わせたオリジナルの組紐商品を開発・販売するフェアトレードの実践です。

実際に学生たちが、ネグロス島を訪問して、日本で染めた絹糸とフィリピンで染めた絹糸をつなぎわせる商品を開発しました。現地の職人と協働し、国境を越えて生まれたこの商品には、「色と色、手と手、文化と文化を結ぶ」という願いが込められています。
ラジオ出演のきっかけとなったのは、2025年5月3日に水戸市中心部で開催された「水戸まちなかフェスティバル」。その場で展示・販売された学生たちの組紐商品がラジオ局の目に留まり、取材・出演へとつながりました。

水戸まちなかフェスティバルでの活動

組紐商品の展示・販売

ネグロス島の手作り商品も

組紐体験コーナー

商品は完売しました!笑顔で集合写真

番組では、福田さんが、プロジェクトに込めた思いや現地との交流、商品にまつわるストーリーを丁寧に語りながら、「いろいろな人の“想いを結ぶ”組紐の魅力を、もっと多くの方に知ってもらえたら嬉しい」と伝えました。そして、番組の最後には、ラジオのリスナーに向けて、次のように呼びかけています。
「梅染め・組紐プロジェクトは地域と世界のつながりを大切にした取り組みです。少しでも興味を持っていただけたら、私たちのイベントにもぜひ足を運んでみてください。みなさんの応援や気付きが、未来を支える力になります。」

なお、この取り組みは、2025年7月5日付の茨城新聞「Campusリポート」欄にも大きく掲載されています。プロジェクトも4年目を迎え、地域に根ざし世界とつながる学生たちの姿が徐々に注目を集め始めています。