Special企画必見!人事担当者インタビュー

上金 健一

自分と企業の未来を掘り下げ
真剣に取り組んでください

上金 健一
kenichi kamigane

1990年3月卒業

株式会社日宣メディックス 代表取締役社長

個性的で面白みのある人物がクリエイティブ業界には必要!

―現在の学生の就職活動を、どのようにご覧になっていますか?

売り手市場といわれているように、学生たちには余裕が感じられます。悪いことではないのかも知れませんが、自分の実力を過信して、表面的な就活に終始してしまう危険性があります。

―表面的な就活とは、どのようなことなのでしょう。

例えば、企業研究を熱心に行わないことですね。事業内容や経営理念などをしっかり理解していないと、入社後に後悔することになります。そして、大きな苦労もせずに内定が取れた経験から、すぐに転職を考えてしまう。これは学生にとっても企業にとっても不幸なことです。

―では、面接する際のポイントをお聞かせください。

強いて言えば、面接でのトークは重要視していません。面接対策でマニュアル通りに話す方もいますが、本音でないことはすぐに分かります。たとえ口べたでも、一生懸命に話す学生らしさに好感を持ちますね。

―面接以外に学生と話す機会はありますか?

弊社では今年の選考の中で最終面接の前に、食事をしながら学生と話す時間を設けています。食事中はリラックスするので、素のままの自分が出やすくなる。自然に出てくる会話から、人物を見るようにしています。

―御社では、どのような人物を求めていますか?

個性的で面白みのある人物を求めています。クリエイティブな業界なので、仕事ではアイデアが大切になります。さまざまなことに好奇心が旺盛で、幅広い趣味を持った人は斬新なアイデアを考えつく。仕事はもちろん、遊びにも真剣に取り組むことで、たくさんの引き出しができると思います。

―自分の趣味に自信のない学生はどうすれば良いですか?

始めるのに遅すぎるということはありません。これからでも、何かにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。また面接で自分の印象を良くするには、上手な質問をすることも効果的です。例えば企業の未来について聞いてみるのも、その一つだと思います。漠然としたビジョンを聞かれても困りますが、例えば、今後の具体的な戦略などについて質問する。弊社の場合なら、今後、地域情報誌をどのくらい発行して行くのかなどを聞かれると、真剣に入社したいという意志が伝わってきます。

―最後に、就活のアドバイスをお願いします。

まずは個性を磨くこと。そして自分と企業の未来を深く掘り下げて、就活を行ってください。

株式会社日宣メディックス

主な事業内容
各種情報誌出版事業/セールスプロモーション広告の企画・制作 /ホームページ制作、WEB制作、システム開発 /採用ソリューション事業 /共通ポイントカード事業/バリアフリー機能付エスカレーター広告事業/地域情報サイト運営/ケータイ販促

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