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TOKIWAの取り組み

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常磐大学 FD活動(FDフォーラム)



2022年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2022年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

常磐大学では、2019年度に「学修成果の可視化とルーブリック評価」をテーマとしてFDフォーラムを開催したが、2023年度に認証評価の受審を控えていること等を踏まえ、あらためて本学における「学修成果の可視化」に向けた各種の取組みへの理解を促すとともに、授業改善(成績評価基準の見直しを含む)につなげる方策を検討する機会とする。

なお、この集会は、常磐大学FD委員会主催「常磐大学FDフォーラム」と全学自己点検・評価委員会主催「SD研修会」との合同開催とする。
テーマタイトル 「研究科の垣根を越えて繋がろう:多様な研究方法を学びあう」
趣旨 教職員と大学院生を対象に、互いに期待する大学院での学習・研究・教育について、認識を共有化することにより、大学院教育の質的向上を図る。
日時 2023年2月21日(火)16時20分~17時50分
会場 Zoomを用いた遠隔(オンライン)で実施。
参加対象 ① 大学院授業担当教員(専任)
② 大学院学生,大学院研究生
③ 大学院関連事務職員
④ ①以外の教員
⑤ 2023年大学院入学予定者
⑥ ③以外の事務職員
参加者数 72名
(研究指導教員17名、学部教員25名、院生2名、事務職員21名、入学予定者5名、外部講師1名、その他1名)
次第 司会進行:千手FD委員
1)開会・趣旨説明 16時00分-16時02分 千手FD委員
2)講演 16時02分-16時52分 「エビデンスを現場に実装する -看護におけるImplementation Research-」
国立看護大学校長・萱間真美氏
3)質疑応答 16時52分-17時27分
4)総括・閉会 17時27分-17時30分 河野大学院FD委員会委員長

2021年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2021年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2021年度のFDフォーラムは「SDGsと大学教育」をテーマとして開催します。

SDGs(持続可能な開発目標)では、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、社会のあらゆる主体が積極的な役割を果たすことが期待されています。本学においても、持続可能な社会の構築に向けて人材育成を養成することを表明しています。教育現場において取り組まれているSDGsの達成にかかわる実践事例や既存授業への適用可能性、及び教育効果について情報共有・意見交換していくことを目的とします。
実施期間 【第1回】2022年3月7日(月)~20日(日)
【第2回】2022年4月4日(月)~10日(日)
実施方法 Google Classroomによるビデオ視聴
対象 本学専任教員、職員
参加者数 223名(教員112名、短大教員10名、事務職員101名)
【教員参加者内訳】
人間 53名/ 64名 (82.8%)
総合政策 31名/ 35名 (88.6%)
看護 26名/ 30名 (86.7%)
学部外 2名/ 3名 (66.7%)
合計 112名/132名 (84.8%)
次第 1)学長挨拶:富田 敬子(常磐大学学長)
2)【概論】「大学にとってのSDGs」
常磐大学学長 富田 敬子
3)【報告】発表者
  1. 「プロジェクト科目キャンパスから始めるSDGs実践」
    総合政策学部総合政策学科准教授 小関 一也
  2. 「看護学部がSDGsに取り組むということ」
    看護学部看護学科教授 村井 文江
  3. 「食品学関連授業と地域連携活動とのかかわりから」
    人間科学部健康栄養学科助教 飯村 裕子
  4. 「法の支配とSDGs」
    総合政策学部法律行政学科特任教授 尾崎 久仁子
4)FD委員会委員長挨拶:河野 敬一(常磐大学FD委員会委員長)
総括 総括(実施アンケート集計結果等を踏まえて)
1)各発表等は、おおむね好評であった。また、大多数の教員にとって、SDGsの視点や考え方を取り入れながら教育活動や研究活動に取り組む際のポイント等を理解するうえで有意義な機会となったことが確認された。
2)本学においてSDGsの視点や考え方を取り入れた教育活動を推進するためには、今後本学が取り組むべき事項等を整理のうえ、できるだけ早期に、かつ具体的に明示するとともに、対応が可能なものから、確実に実施する必要がある。また、教職員の研修の機会の充実をはかること等により、優れた実践事例の共有やSDGsに対する理解の進展を積極的に促す必要がある。

2020年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2020年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2020年度のFDフォーラムは「ICT(情報通信技術)を活用したオンライン授業の取り組み」をテーマとして開催します。

新型コロナウィルスの感染拡大に対応して、全国の大学で、ICTを活用したオンライン授業が広く導入されるようになりました。本学でも、今年度は春・秋学期ともにオンライン授業を実施しており、大学全体で、この新しい授業形態について理解を深め、実践で活用していくことが喫緊の課題となっています。今年度、本学教員が実際にどのようなオンライン授業の取り組みをしてきたのかを振り返りつつ、浮かび上がってきた課題やその可能性について、相互に理解を深めることを目的とします。
日時 【第1回】 2021年 3月 8日(月曜日)~21日(日曜日)
【第2回】 2021年 4月 5日(月曜日)~11日(日曜日)
実施方法 Google Classroomによるビデオ視聴
対象 本学専任教員,職員
参加者数 209名(教員118名、事務職員91名)
【教員参加者内訳】
人間 57名/ 68名 (83.8%)
総合政策 28名/ 35名 (80.0%)
看護 24名/ 28名 (85.7%)
学部外 1名/ 3名 (33.3%)
合計 110名/134名 (82.1%)
次第 1)学長挨拶:富田 敬子(常磐大学学長)
2)【概論】ICTを活用した遠隔授業の課題
常磐大学総合政策学部総合政策学科教授 塩 雅之
3)【実践報告】登壇者
  1. オンラインで実施した「プロジェクト科目」:運営方法と成果
    総合政策学部経営学科教授 旦 まゆみ
  2. 自動採点を活用した大人数遠隔授業の可能性と限界
    人間科学部教育学科准教授 石崎 友規
  3. オンライン授業における教育×ゲーム
    人間科学部コミュニケーション学科専任講師 寺島 哲平
  4. 2020年度 FTEC:全学共通英語教育における遠隔学習への取り組み
    総合政策学部経営学科助教 桑原 秀則
    人間科学部コミュニケーション学科助教 Kevin M. McManus
4)FD委員会委員長挨拶:河野 敬一(常磐大学FD委員会委員長)
総括 (実施アンケート集計結果等を踏まえて)
1)各発表等は、おおむね好評であった。「ICT(情報通信技術)を活用したオンライン授業の取り組み」については、大多数の教員がその必要性を認識していることが確認された。
2)本学では、「学修成果の可視化」に向けた組織的な取組みが充分に進んでいないことが浮き彫りになった。各学部または学科においては、常磐短期大学における取組み等を参考に、各教務委員会等と連携しながら、できるだけ早期にそれらの取組みを推進することが望まれる。

2019年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2019年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2019年度のFDフォーラムは、「学習成果の可視化とルーブリック評価」をテーマとして開催します。2018年度から新しい大学基準のもとで認証評価が実施されていますが、その主要な観点として、「学修成果の可視化」が掲げられています。学修成果を明確にし、その到達度を測定する方法を策定すること、また測定結果の評価に基づき教育の改善を行うことが、これまで以上に重視されています。この課題に応えるために、現在多くの大学ではルーブリック評価の導入が検討されており、実際に常磐短期大学では、本年度から導入が始まっています。

本フォーラムを通して、ルーブリック評価の概要を知るとともに、常磐短期大学での貴重な実践事例に学びながら、ルーブリック評価の可能性と課題について共通理解を図ります。
日時 【第1回】 2020年11月16日(月曜日)~11月29日(日曜日)
【第2回】 2020年12月14日(月曜日)~12月20日(日曜日)
実施方法 Google Classroomによるビデオ視聴
対象 本学専任教員、職員
参加者数 140名 (大学教員114名、短大教員8名、事務職員18名)
【大学教員参加者内訳】
人間 56名/68名 (82.40%)
総合政策 32名/35名 (91.40%)
看護 24名/29名 (82.80%)
学部外 2名/3名 (66.70%)
合計 114名/135名 (84.40%)
次第 1)学長挨拶: 富田敬子学長
2)発表1 学修成果の評価・可視化の意義-授業改善と大学認証評価の視点から
 :河野敬一大学FD委員会委員長
3)発表2 ルーブリック評価の基礎理解と実践事例
 :平田亜紀総合政策学部法律行政学科准教授
4)発表3 常磐短期大学におけるルーブリック評価の導入
 :菅野弘久常磐短期大学キャリア教養学科教授
5)FD委員会委員長挨拶:河野敬一大学FD委員会委員長
※発表者への質問・意見および発表者からの回答については、Google Classroom上に掲載
総括 (実施アンケート集計結果等を踏まえて)
1)各発表等は、おおむね好評であった。「学修成果の可視化」や「ルーブリック評価」の導入に向けた取組みについては、大多数の教員がその必要性を認識していることが確認された。
2)本学では、「学修成果の可視化」に向けた組織的な取組みが充分に進んでいないことが浮き彫りになった。各学部または学科においては、常磐短期大学における取組み等を参考に、各教務委員会等と連携しながら、できるだけ早期にそれらの取組みを推進することが望まれる。

2018年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2018年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2018年度のFDフォーラムは,「新学習指導要領と大学入試改革」をテーマとして開催します。わが国の初等・中等教育においては,2017年度・2018年度に文部科学省による新学習指導要領が告示され,新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた教科・科目の目標・内容の見直しや,主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の改善等の方針が示されました。また,上記と併せて2020年度より現行のセンター試験に代わる「大学入学共通テスト」が実施されることとなり,大学入試のあり様も大きな転換点を迎えることとなります。

本フォーラムを通して、今後本学へ入学する学生がどのような教育を受けて大学のスタート地点に立つのか,そして2020年度以降の大学入試改革に向けて本学にどのような取組みが求められるのかについて教職員で共通理解を図る一助とします。
日時 2019年3月6日(水曜日)10時00分~12時00分
会場 H棟大講義室
対象 本学専任教員、職員
参加者数 113名(教員62名、事務職員51名)
【大学教員参加者内訳】
人間 33名/68名 (48.50%)
総合政策 14名/35名 (40.00%)
看護 11名/21名 (52.40%)
学部外 0名/3名 (0.0%)
短期大学 4名/21名 (19.00%)
合計 62名/148名 (41.90%)
※大学合計 58名/127名 (45.7%)
次第 1)FD委員会委員長挨拶
 FD委員会委員長 渡部茂己
2)発表1 新学習指導要領-改訂の主なポイント-
 大髙泉人間科学部教育学科教授
3)質疑応答
4)発表2 2020年度からの大学入試改革の基礎知識
 石﨑友規人間科学部教育学科助教
 森本俊人間科学部コミュニケーション学科助教
 平塚修一アドミッションセンター統括
5)質疑応答
6)副学長挨拶
 副学長 渡部茂己
総括 (実施アンケート集計結果を踏まえて)
1)各発表等は内容、分量ともにおおむね好評であった。所期の目的に沿ってテーマの主旨および今後大学に求められる取組み等について共通理解を図る一助とすることができた。
2)今後本学が取り組むべき事項等(機関レベル/教育課程レベル/授業科目レベル)をできるだけ早期に明らかにするとともに、それらを確実に実施する必要がある。
3)大学教員の参加率が45%にとどまっている。今後より積極的に参加を促すための取組みが必要である。

2017年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2017年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2017年度のFDフォーラムは,「本学におけるICT(Information and Communications Technology)を活用した教育実践の可能性」をテーマとして開催します。前年度のフォーラムではアクティブ・ラーニングをテーマとして取り上げましたが,その推進にあたり,ICTをどのように授業に活用すべきかを議論することが求められます。

そこで,本年度のFDフォーラムでは,まず本学におけるICT環境やオンライン学修支援システムの現状と課題について講演をしていただきます。さらに, ICTを活用した授業の実践報告を通してICTがどのように授業の変革に寄与するのかについて議論を行います。これらを通じて,本学におけるICT化の推進に関する情報の共有ならびに授業への活用に資することを目的とします。
日時 2018年2月23日(金曜日)10時00分~12時00分
会場 Q棟センターホール
対象 専任教職員、職員
参加者数 83名(大学教員47名、短大教員1名、事務職員35名)
【大学教員参加者内訳】
人間 27名/75名 (36.00%)
総合政策 19名/35名 (54.30%)
学部外 1名/6名 (16.70%)
合計 47名/116名 (40.50%)
次第 1)FD委員会委員長挨拶
 FD委員会委員長 渡部茂己
2)講演1 本学におけるICTを活用した教育実践の可能性
 総合政策学部 塩雅之
3)講演2 本学におけるICT環境の現状と課題
 全学情報教育委員会運営部会委員 北根精美
 齊藤情報メディアセンター統括
 全学情報教育委員会運営部会委員 寺島哲平
4)ICTを活用した授業の実践報告
 人間科学部 森本俊
5)質疑応答
6)授業アンケート報告
 授業アンケートWG委員 坂本暁彦
7)副学長挨拶(5分)
 副学長 渡部茂己
総括 (実施アンケート集計結果を踏まえて)
1)講演および事例報告等については、おおむね好評であった(本学におけるICTの現況がよく分かり、自身の授業改善にあたって参考になった等)。
2) ICTを活用した授業の充実や改善を推進するためには、一般教室におけるWiFi環境の整備が急務であるとの意見や要望が多く寄せられた。

2016年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2016年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2016年度FDフォーラムは,アクティブ・ラーニングをテーマとして開催します。近年注目されているアクティブ・ラーニングについては,授業担当者によってその捉え方は様々であると考えられます。

そこで今年度のFDフォーラムでは,まず「アクティブ・ラーニングとは何か」について講演していただきます。さらに,事例として常磐大学高等学校ならびに常磐大学で実践されている内容の報告を通じて,アクティブ・ラーニングに関する情報の共有ならびに授業での活用に資することを目的としています。
日時 2017年2月24日(金曜日)13時00分~15時15分
会場 H棟大講義室
対象 専任教員、職員
参加者数 95名(常任理事1名、大学教員51名、事務職員43名)
【大学教員参加者内訳】
人間 28名/65名 (43.10%)
国際 17名/25名 (68.00%)
コミ振 6名/26名 (23.10%)
学部外 0名/3名 (0.0%)
合計 51名/119名 (42.90%)
次第 2)講演「アクティブ・ラーニングとは何か」(45分)
 人間科学部 大道一弘
3)質疑応答(10分)
4)休憩(5分)
5)事例報告
① 常磐大学高等学校の事例(25分): コミュニティ振興学部 元木理寿
② 個別授業の取り組み(30分;15分×2)
a.基礎ゼミナール:国際学部 村山元理
b.初等理科教育法:人間科学部 石﨑友規
6)質疑応答(10分)
7)副学長挨拶(5分)
 副学長 渡部茂己

2015年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2015年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

常磐大学における教育活動の質的向上を図るため、2016年2月26日にFDフォーラムが開催されました。今回は、本学の初年次教育として全学部で開講している「学びの技法」について、これまでの経緯と現状、そして今後の展開について各教員より発表が行われました。

「学びの技法I」と関連付けた授業アンケート報告については、集計データの分析から、「演習」科目やアクティブラーニング形式の科目に学習効果が見られることが報告されました。その一方で、学生の質の変化に対応する必要性や、学生が授業の予習・復習をしなかった理由を踏まえて対応していく必要性が課題に挙げられました。

「学びの技法」の過去・現在・未来については、科目設置当初の目的、学科別の取り組みの現状と課題、今後の方向性について、他の事例なども交えながら発表が行われました。その中では、学生が抱える課題を把握し授業や教材に反映していくこと、学生の成長の到達目標を明確にした教育を行っていくことの重要性が述べられました。

参加者からは、「自分の行っている授業内容について、再確認、再評価をする機会になりました」、「本学の初年次教育の経過と方針目標の要点が参考になりました」などの感想が寄せられ、本学の初年次教育について改めて見直す貴重な情報共有の場となりました。

日時 2016年2月26日 13時00分~14時50分
会場 H棟大講義室
テーマ 本学における初年次教育の過去・現在・未来
対象 専任教員、職員
次第 1)FDフォーラムWG長挨拶
FDフォーラムWG長 澤田 茂雄
2)授業アンケート報告
授業アンケートWG(宮本 秀樹,丸山 悦子,大道 一弘)
3)報告
①初年次教育としての「学びの技法」
元全学基本科目WG長 依田 泉
②初年次教育の現状
総合講座委員会委員長 森 弘一
②学びの技法の学科別の取り組みとこれから
総合講座委員会委員 大道 一弘
4)副学長挨拶
副学長 伊田 政司

2014年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2014年度 常磐大学全学FDフォーラム開催概要

常磐大学における教育活動の質的向上を図るため、2015年2月13日にFDフォーラムが開催されました。今回は、学部フォーラムの報告と授業アンケートの結果報告が行われたのち、報告内容を踏まえたテーマごとの意見交換会が行われました。

意見交換会では、教育の質向上について「研究と教育の結びつきが実績を生むのではないか」、競争的資金獲得については、「継続的かつ組織的な取り組みが必要」「採択経験者からのアドバイスを聞く機会は他大学に例がなく、積極的に活用すべき」などの意見が聞かれました。

今回のFDフォーラムでは、総勢72名が参加。参加者からは、「研究成果をどのように学生に還元できるか十分に考え、有効な計画を立てたい」「授業アンケート結果から、アクティブラーニングについてさらに意見交換を進めていきたい」など感想が寄せられ、それぞれが課題や目標を持ち、次回のFDフォーラムにつながる貴重な情報共有・意見交換の場となりました。

冨田信穂FD委員長挨拶

学部FDフォーラム報告

2013年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2013年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

本学の全教職員がFD・SD活動に関する共通理解を深め、教育活動の質的向上を図るため、2014年2月14日に第7回目となるFDフォーラムが開催されました。今回は、文部科学省で執務経験のある吉川晃先生をお招きし、「未来への道標―歴史の視座と世界の視座―」というテーマでご講演いただきました。講演では、欧州や日本における大学の歴史的背景を交えながら、現代、そして近未来の大学教育の在り方について、さまざまな視点からお話しいただきました。

分科会のグループ討議では、7グループが「教職員が一体となって取り組む常磐方式を模索する」というテーマのもと、本学の現状や今後の方向性について話し合いました。各グループでは、大学の標準化、国際化と地域貢献、大学教育の質保証、教職員連携、大学間連携など、多岐にわたるトピックで意見交換がなされました。

今回のFDフォーラムには総勢68名が参加。参加者からは、「職員と教員が一緒に大学のことを討論するという初めての経験は大変役立った」など感想が寄せられ、教職員が立場を超えて情報共有・意見交換することができた貴重な場となりました。

日時 2014年2月14日 13時00分~17時00分
会場 H棟大講義室(基調講演他)およびO棟2階中小教室(グループ討議)
テーマ 「基礎学力習得のための学習支援」
対象 専任教職員
次第 1)常磐大学FD委員会委員長あいさつ(10分)
伊佐山常磐大学FD委員会委員長
2)基調講演(70分)
テーマ:「未来への道標―歴史の視座と世界の視座―」
講師:吉川晃(筑波大学副学長、NPO法人大学プロスタッフ・ネットワーク理事長)
3)分科会 グループ討議(70分)
テーマ:「教職員が一体となって取り組む常磐方式を模索する」
4)分科会 発表(40分)
5)授業アンケート結果報告(20分)
授業アンケートWG報告 澤田FD委員
6)学長あいさつ(10分)
森学長

2012年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2012年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2013年2月12日、H棟にて2012年度常磐大学FDフォーラムを開催しました。今回は第6回目の実施。大学の専任教員114名のうち83名が参加し、その他職員を含め、総勢103名がフォーラムに参加しました。

今年度のテーマは「基礎学力習得のための学習支援」。基礎学力の定義を、①「教科(国数理社英)的基礎学力」、②「読む力、書く力、伝える力、語る力、調べる力」、③「学習を継続する力」の3つとし、それに対するさまざまな取り組み等が発表されました。

参加した教員からは、「足元の身近な事例で参考になることが多かった」「学習支援、特に基礎学力支援の在り方に関心を深めることができた」「他学科での取り組みを参考にしたい」など感想が寄せられ、本フォーラムが学習支援の取り組み理解の一助となったと共に、本学の教育に関する課題を全学的に共有する機会となりました。

日時 2013年2月12日 13時00分~16時30分
会場 H棟大講義室
テーマ 「基礎学力習得のための学習支援」
対象 大学の教職員
次第 1)大学FD委員会委員長挨拶(10分)
常磐大学FD委員会委員長 伊佐山忠志
2)「基礎学力習得のための学習支援」の取り組み事例報告(40分)
取組み事例発表①
国際学部英米語学科 鈴木辰一
取組み事例発表②
人間科学部コミュニケーション学科 石川勝博
3)教科的基礎学力(就職試験筆記対策講座)向上の取り組み事例発表(40分)
講座担当 小野好秀
4)「学びの技法」について(40分)
全学基本科目WG(依田泉、森弘一、石塚耕治、寺島哲平、石田喜美)
5)全学学修サポート委員会報告(15分)
全学学修サポート委員会委員長 伊佐山忠志
6)常磐大学FD委員会報告(15分)
授業アンケートWG報告
授業アンケートWG長 奥山眞知
7)学長挨拶(10分)
磐大学学長 森征一

2011年度FDフォーラム

常磐大学FD委員会主催 2011年度 常磐大学FDフォーラム開催概要

2011年度の常磐大学FDフォーラムが2月14日(火曜日)に開催されました。FDフォーラムは、本学におけるFD活動に対する認識を共有化することにより、教育の質的向上を図ることを目的に毎年開かれています。

大学FD委員会の委員長である伊佐山忠志副学長は「FD活動は形式的なイベントではなく、実質化・日常化して継続していくものであり、そういう文化を醸成していくことが大切である」と話します。今回のFDフォーラムは、各学科および総合講座(以下、各学科)から日々の中で実践している授業内容や方法等の改善の取り組みを発表し合う形式をとりました。そして、発表のあとは各学科に分かれてグループ討議(グループワーク)の時間を設け、他学科の発表を聞いて参考になる点や考えるべき点など、見えてきた課題を話し合い、今後のFD活動への指針として、最後に討議内容を発表しました。

このような形態のフォーラムを実施したことで、知っているようで知らなかった各学科の実践内容を知り、お互いに刺激しあうことができました。また、参加率が80%近くなったことで、本学が抱えている教育に関する課題を全学的に把握できた機会にもなり、FD活動に対する意識の共有にもつながりました。

今後FD委員会では、国内外の先進的な事例を学ぶとともに、各々の現状を把握したうえで、本学におけるFD活動に日々着実に取り組むことで、FD活動の実質化・日常化を促していきます。

日時 2012年2月14日(火曜日) 9時30分~17時20分
会場 H棟、T棟学生ホール
対象 教職員
次第 1)大学FD委員会委員長挨拶
2)FD活動取組事例発表(発表順)

第1部「授業方法」
  1. コミュニティ文化学科:塩雅之先生
    「インターネットを活用した授業公開」
  2. 英米語学科:Robert J. Betts先生、渡邊真由美先生
    「習熟度に対応した共通教材使用の実践」
  3. ヒューマンサービス学科:池田幸也先生
    「学科協働科目の創造と展開」
  4. 心理学科:伊東昌子先生
    「強力な指導内容及び体制構築の実践について」
  5. 経営学科:文堂弘之先生
    「学科会議における全必修授業の内容および単位取得状況報告」
  6. 総合講座(教養部会):河野敬一先生
    「総合講座における教養教育の課題と取り組み」

第2部「学生と授業」
  1. コミュニケーション学科:石川勝博先生
    「学習習慣形成への取り組みと今後の課題」
  2. 現代社会学科:水嶋陽子先生
    「初年度ゼミ教育の授業アンケートと情報共有化の試み」
  3. 地域政策学科:元木理寿先生
    「地域政策学科における「基礎文献講読I・II」の取り組み」
  4. 総合講座(基盤スキル):森弘一先生、寺島哲平先生
    「大学初年次の文章表現(ライティング)科目のあり方」
    「情報の処理 再履修クラスの現状」
  5. 教育学科:佐藤環先生
    「基礎学力・専門知識の向上とキャリア支援」
  6. 健康栄養学科:小林晶子先生
    「管理栄養士資格取得に向けたカリキュラムと現実のギャップをいかに補うか」
3)グループ討議
4)グループ討議内容の発表
5)大学FD委員会活動報告
FD推進WG活動報告
授業アンケートWG活動報告
6)学習支援WG活動報告
7)学長挨拶