【総合政策学科 増渕ゼミ活動紹介③】 まとめとゼミ紹介
今回も増渕佑亮先生のゼミ活動を紹介します。
受験生の方々の中には、「言語学のゼミがなんで総合政策学科にあるの?」と疑問に思われる方々も多いと思います。総合政策学科の言語学ゼミは、学科の学びの柱に関連付けられています。今回のゼミ研修もデジタルアーカイブ、フィールドワーク、地域政策(文化政策)、コンテンツツーリズムなど学科の学びに関連付けて行われています。さて、こうした一見、言語学と関係のない事柄で、言語学の知見はどのように貢献できるでしょうか?
一緒に、総合政策学科で考えてみませんか?
研修全体に対する学生の感想
- 私にとって今回の研修は、作品を生み出す過程を知ることができたものでした。どんな環境で作品を生み出そうとしていたのか、またアニメーションを作るためにどんな工夫をしたのかを考えさせられました。知ることにより、より深く考えることができる体験でした。
- 今回の研修を通じて、改めて現在の漫画・アニメーションの進化を感じた。現在、漫画は読み切れないほど大量に出版され、アニメは知らない作品のほうが多いくらいに毎日放送されている。しかし当時は漫画を描く人、毎週アニメが放送されることが珍しくそして難しかった。現在の漫画・アニメーションが進化しているのは先駆者たちの努力や工夫、そして多くの人たちの協力があったからなのだと学んだ。漫画・アニメは今後も私たちが予想できないスピードや技術力で進化をしていくだろう。私たちはそれを当たり前だと思わず、そこにはどんな工夫や技術があるのか、それは読者・視聴者にどのような影響を与えるのか、そしてそれを通じて何を伝えていきたいのかを汲み取り、読み取っていくことが求められると思う。そうすることが先駆者たちへの礼儀であり、今後の発展への一助となるのだと思う。
アニメーションミュージアムでは、アフレコなどの体験も可能で、言葉やイメージをどのように視覚情報として表現するかを学ぶヒントになった。また、ゼミで研究したテーマの役割語とも通じる表現技法としてのアニメーションや漫画においての視覚情報の役割も、重要な学びの資料になった。また、自分の今後の研究テーマとしてのヒップホップにおいても、地元との繋がりは重要な要素の一つであるが、トキワ荘もまた、同じ背景をもつ人が集まった場所であり、トキワ荘から日本の漫画文化が発信された構造は、ヒップホップの、地元のストリートから世界へとメッセージが発信される構造と繋がると感じた。特定のコミュニティ内でのノリやスラングといったものがどう芸術へと昇華されるのかを知る機会になった。


