活動概要

活動風景弘道館デジタルアーカイブプロジェクトは、歴史的・学術的価値のある弘道館の建物や所蔵されている資料をデジタル化し、インターネットを通じて情報を配信させ、文化財のデータ保存と活用を図る取り組みです。その取り組みとして、実際におこなっている活動は大きく分けて3つあります。1つ目は、建造物や展示物、収蔵品などを静止画におさめるフォトアーカイブ、2つ目は、弘道館の中でおこなわれている動き、例えば、雨戸の開け閉めや季節ごとにみせる弘道館の風景などをおさめる動画アーカイブ、3つ目は、アーカイブをもとにデジタル化した資料を配信するウェブ配信です。2006年10月の時点で、約16時間の動画、約3000枚の静止画を撮影しました。資料以外にも室内の測量や温湿度の計測もおこなっています。

また、普段の活動以外にも、少しでも地域の方にデジタルアーカイブの活動を知ってもらえるよう、2006年10月におこなわれた「まなびピアいばらき2006」の、学生による政策コンペに出場し、弘道館デジタルアーカイブプロジェクトが地域の活性化につながっていく事を提言することで、みごと水戸市教育長賞を受賞する事ができました。

活動風景また、オープンキャンパスや文化祭などでも、今まで撮りためた動画を編集しなおし、学生やお客様の前で動画を流しながら「弘道館デジタルアーカイブプロジェクト」について説明することで、地域の方に私たちの活動をもっと身近に感じていただけるよう、積極的に発表をおこなってきました。

その他にも、今年2007年は弘道館が建てられてからちょうど150年なので、それを記念し、弘道館150周年記念映画制作のプロジェクトも始まっています。現在はシナリオ作りをおこなっていますが、2007年10月末を目標に映画が完成するよう、現在も活動中です。

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