TOKIWA VISION 2023

学校法人常磐大学中期計画(2019−2023)を策定。

2013年度から2018年度までの6年間、学校法人常磐大学の具体的な行動計画として掲げてきた「学校法人常磐大学5ヶ年経営改善計画」は各項目において目標を達成し、大きな成果を得ることができました。また、建学の精神を実現するために、中期的に掲げていた「Mission & Vision」においても、2018年度末をもって区切りを迎えました。そこで、学校法人常磐大学では、2019年度から2023年度の本法人の方向性を示すものとして、「TOKIWA VISION 2023」を策定することとしました。

今後到来する時代は、教育機関において決して易しいものではありません。人口減少、少子化はもとより、予測できない社会変化、第4次産業革命、多様性の進展など環境の変化、また、教育機関の統廃合、新たな形態の学校の開設等、教育機関にはこれまで以上に柔軟でスピ-ディーな意思決定と本質的な「教育」の実質化が求められることとなります。

新たな「TOKIWA VISION 2023」では、本法人の建学の精神である「実学を重んじ真摯な態度を身につけた人間を育てる」を実現するための3つのビジョンを掲げ、そのもとにアクションプランとして各学校の行動計画を設定します。第2期の中期計画となる今回は、目標達成の指標とするKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)をそれぞれの項目に定め、より明確に目標に向けて取り組むことができるよう策定しました。

学校法人常磐大学は、この「TOKIWA VISION 2023」に基づき、地方における総合教育機関としての役割を認識し、教育研究活動および社会貢献を推進します。また、本計画については、定期的に達成状況を検証するとともに、環境の変化に応じて見直しを図りさらに年度ごとに具体的な事業計画を策定することで、より具体性の高い目標・行動計画として取り組んでいきます。

学校法人常磐大学 理事長 小櫃 重秀

プロフィール

慶應義塾大学経済学部卒業。1992年常磐女子高等学校(現 常磐大学高等学校)教諭。
2001年以降は、学校法人常磐学園(現 学校法人常磐大学)総務部長、人事財務部長等を経て、2005年常任理事就任。2013年常磐大学高等学校校長、2018年智学館中等教育学校校長を経て2019年4月より現職。

建学の精神 -ミッション-

実学を重んじ真摯な態度を身につけた人間を育てる

ビジョン

1 教育・研究活動の充実 【教育、研究、入試改革】
学生・生徒・園児を主体とした考え方に基づき、特色ある「常磐の教育」を確立します。
2 社会貢献の実践 【地域連携、国際交流、進路支援】
課題解決型の学び(実学)を重視し、多様な環境で活躍できる力を養成します。
3 安定した運営基盤の確立 【人材、財務、施設設備、管理運営、広報】
地域における教育機関の価値を追求し、人材、財務、環境整備の面において持続可能な組織体制を目指します。

アクションプラン【行動計画】

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