校長メッセージMessage

自己を高め、相互に協力し、
未来を拓くことのできる人材を
育成します。

「考え 挑み続ける」人になる。

皆さんの将来は、AIに代表されるような科学技術が急速に進歩している時代、グローバル化や価値の多様化の今以上に進む時代です。このような予測困難な時代に、社会の一員として活躍が期待される皆さんには、確かな知識・技能の獲得に加えて、変化の激しい時代の要請に柔軟に対応し、ゼロから何かを創り出すような、豊かな感性を伴った力が必要となります。

したがって本校では目指す生徒像「考え 挑み続ける」を掲げ、生徒に身につけてほしい具体的な資質・能力を明確にしています。それは「ともにいきる力」「切り拓く力」「ワクワクする力」の三つです。(この三つの頭文字をとって「ときわ力」と名づけました)三つの力はそれぞれ「多様な価値観を認め、より良い社会の実現に向けて協働できる力」「社会の課題に目を向け、より良いアイディアを創造し、共感を得る力」「様々な経験から自己を深く理解して、理想とする姿の実現に向けて粘り強く取り組む力」と定義しています。

これらの力は、学校の様々な活動を通して得られるものであり、同世代の若者たちが時間を共有し、刺激しあうことによって得られるものと考えます。皆さんには、多くのことを学び成長する時間である「今」を大切にしてほしいと願っています。

課題を見つけ解決しようとする探究心を育てたい。他者を尊重し、協働力を高めたい。学校行事や部活動などを通して、主体性を伸ばしたい。こういった目標をもった人たちを、本校は心から歓迎いたします。

常磐大学高等学校 校長
柏 正則