
学生生活の積み重ねが就活に結びつきます
民間/教育支援
鈴木 智晴
Tomoharu Suzuki
人間科学部 教育学科 中等教育コース
株式会社LITALICO 内定
教職課程に進んだきっかけはなんですか。
中学生の頃から教職を目指していました。学校の日常生活や生徒会活動などで、先生と関わる機会が多く、教員という仕事に憧れていました。先生に受けた恩を、次の世代に「恩送り」したいとも考えていたんです。
民間企業への就職を考えたのはなぜでしょうか。
LITALICOは、障害福祉の視点で児童発達支援を行う民間企業です。特定の障害に対して支援を行うのではなく、集団行動に馴染めなかったり、話すのが苦手な子どもたちに個別で適切な支援を行います。
もともとは教職に就きたいと思っていたのですが、中学校での教育実習で公教育の限界を感じたことがきっかけとなって、障害福祉の分野に興味を持ち始めました。
実習先で感じた限界とはどのようなことでしょうか。
担当クラスで、なかなか授業に集中できない子もいて、授業が成立しないという状態になったんです。そのクラスの担任の方と話す中で、その子は中学校に入ってからではなく、小学校や幼稚園の頃から同じような状況だということを知りました。そこで、このまま教員として働くのではなく、もっと根本的な支援に関われないかと考え始めました。
教職ではない道を選ぶ際、どのように就活を進めたのでしょうか
教育実習を終えてから、就職活動という新しいチャレンジになかなか踏み込めない状況が続きました。教育業界で教職以外の就職先の情報が少なく、悩んでいたのです。そんな時、キャリア支援センターで親身になって相談に乗ってもらえたことで、就活へのスイッチが入ったんです。
LITALICOを選んだ理由はなんでしょうか。
私教育に目を向けた際、児童の発達支援やフリースクールが浮かびました。しかし、これらは自費事業が多く、人員や施設の十分な確保が難しいという課題があることを知りました。そんな中で、LITALICOは、子どもだけでなく保護者の両面にアプローチする公費事業を行っていると知って、自分の理想に近い仕事ができると思いました。
それから、LITALICOの説明会に何回も行って、少しでも分からないことは質問して解消するようにしました。採用試験は、最初に集団面接があり、それを通過してから履歴書を送付する流れでした。その後の1次面接を経て内定をいただきました。
面接対策はどのようにしましたか。
面接にあたって、自分の経験や伝えたいことをとにかく文章化しました。小さい頃からのエピソードごとに、その時にどんな行動をしたのか、その行動の背景は何か、行動によって自分はどう変わったのか具体的に書きました。面接では、この文章を暗記して話すのではなく、この中から面接官の知りたいことを上手く抽出して話すようにしました。
就活で大切なことはどのようなことでしたか。
私の場合は、就活のために何か準備や対策をしたという感じではなく、教職を目指し始めてから今までの積み重ねが就活に結びついたという感覚です。素直に貪欲に目の前のことに向き合う姿勢が、面接官に響いたのだと思います。
最後に、後輩へのメッセージをお願いします。
就活では「蟻の思いも天に届く」という言葉をコンセプトにしていました。どんな小さな願いでも努力すれば叶うという意味です。目標に向かって100%の気持ちで取り組むことが大切で、立ち止まることがあっても、手を差し伸べてくれる人はいます。その手を握り返せる人であるためにも、常に自分という存在を守ってほしいと思います。

