
繰り返しが何よりの自信になる
教員
石井 初
Hajime Ishii
人間科学部 教育学科 初等教育コース
茨城県教育委員会 内定
先生を目指したきっかけはなんでしょうか。
高校の部活動で地元の小学生と交流する機会があって、その時に子どもたちと関わるのって良いなと思ったのが最初のきっかけです。高校3年生になって大学を選ぶとき、この経験があったので、教育学科に行ってみようと思いました。
地元の子どもとの交流ではどんな経験をしたのですか。
ハンドボール部に所属していて、その時は小学5年生の子どもたちと交流しました。それまで、子どもたちに勉強を教えるという経験はありませんでしたが、子どもたちとのコミュニケーションが苦ではなくて、合っているかもしれないと思ったんです。
教員採用試験はどのような試験ですか。
3年生の秋に教育実習が終わり、春になると教員採用試験の申し込みが始まります。教員採用試験には筆記試験と面接があり、筆記試験は国語、算数、社会など全11科目の問題を解きます。こういった基本的な科目のほかに、学習指導要領に関する出題もあります。筆記試験を通過すると、2次試験は個人面接と模擬授業があります。個人面接は一人30分前後で、教育に対する考え方や人物をみられます。
どのような対策をしましたか。
私の場合、1次試験の筆記試験は5月で、教員になると決めて2か月しか勉強期間がありませんでした。しかし、焦らずに毎日勉強することで、間に合わせることができました。
面接と模擬授業の対策では、教職アカデミーという学校主催のセミナーを活用しました。マンツーマンで教員経験のある方々が指導してくれるセミナーで、本番まで週1回はここで練習して、伝え方や表現などについてフィードバックを受けました。面接練習は本当にたくさんやったので、練習の成果を出し切れば大丈夫だという自信がありました。特別なことよりは、繰り返すことが大切だと思います。
教員採用試験の面接の難しさはどんなところでしょうか。
教室から飛び出してしまった子どもへの対応といった正解のない問いに対しても、自分の言葉で答えなければいけません。練習では、このような質問に対する受け答えへのアドバイスが人によって真逆だったりするのですが、それはどちらの意見も正しくて、大切なのは自分自身が発言についてしっかり理解した上で話せることだと思いました。
模擬授業はどのようなことをするのでしょうか。
教員としてのあり方、授業へ臨む姿勢が見られる試験で、45分間の授業のうち導入部分の10分間を実演します。新しい単元が始まる場面を想定して授業を行い、子どもの興味や関心を引き出せるような話し方や、身振り手振り、教師としての姿勢などをアピールします。練習は1か月以上かけて、模擬授業の内容を毎日確認しました。
最後に、就活に臨む後輩へメッセージをお願いします。
教育実習や学校インターンシップに参加して、子どもたちの成長を感じられる瞬間が、教員の醍醐味だと思いました。教員は本当に大変な職場で、私も教員になるか悩みましたが、最終的には自分が何をしたいかを大切にしました。もしも職場が辛い場所になってしまっても次の道を探すこともできるので、思いがあるのならチャレンジしてみると良いと思います。

