構造に関するタグ

HTMLドキュメント html

ドキュメント全体を表します。ヘッダ部分(head要素)と ボディ部分(body要素またはframeset要素)からなります。

ヘッダー head

ヘッダー部分を表します。直接文章を記述することはできません。titie, base, isindex, meta, link, script, object, param要素を含むことができます。

ボディ body

HTMLドキュメントの本文部分を表します。以下の属性をつけることで、本文に関する指定ができます。

text 文章の文字色
link 未読リンクの色
alink 読み込み中のリンクの色
vlink 既読リンクの色
bgcolor 背景色
background 背景に使う画像ファイル名

例 bodyタグ

<body bgcolor="#000000" link="#ff0000" text="#ffffff" background="gazo.gif">

ページ全体に対して「『gazo.gif』のファイルを背景に並べ」、「背景色を黒」、「リンクを赤」、「文字色を白」に設定します。

タイトル title

ヘッダ中にページのタイトルを記述します。

付加情報 meta

ヘッダ中にページの付加情報を記述します。終了タグはありません。以下の属性を持ちます。

name 付加情報の名前(プロパティ名)
content name属性で指定したプロパティ名
http-equiv HTTPヘッダ用プロパティ名
scheme メタデータの解釈に利用する追加情報

例 metaタグ

  • 検索エンジンの対応
  • <meta name="keyword" content="html, webdesign, e-learning">
    <meta name="description" content="HTMLに関する解説">
    

    検索エンジンに対するキーワード(keyword)と要約(description)を記述します。

  • 漢字コード、スタイルシートの指定
  • <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
    <meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">
    

    htmlのtext、漢字コードを記述します。
    スタイルシート言語は記述します。

  • 自動移動、再読み込み
  • <meta http-equiv="Refresh" content="10;http://www.tokiwa.ac.jp">
    

    自動でページに移動するまでの秒数とアドレスを記述します。アドレスを省略すると再読込になります。

  • 作成ソフト
  • <meta name="GENERATOR" content="Microsoft FrontPage 4.0">
    <meta name="ProgId" content="FrontPage.Editor.Document">
    

    Webページを作成したソフト名を記述します。通常は必要ありません。

見出し h1〜h6

本文中の見出し語を囲みます。hに続く1〜6の文字により見出しのレベルを指定します。

原則として、ページ内で最大の見出しはh1を使用します。h1は1ページに一つです。以降レベルを下げます。

例えば、章、節、項で構成されている文書を、章ごとにページにするならば、見出しはそれぞれh1h2h3になります。

例 見出しのレベル

<h1>1. ○○</h1>
  <h2>1.1 ○○</h2>
    <h3>1.1.1 ○○</h3>
    <h3>1.1.2 ○○</h3>
  <h2>1.2 ○○</h2>
    <h3>1.2.1 ○○</h3>

align属性に「right」、「center」、「left」を指定することで、行揃えを指定することもできます。(非推奨属性)

ブロック要素化 div

ブロック要素を表します。通常、スタイルシートと共に使います。

align属性に「right」、「center」、「left」を指定することで、行揃えを指定することもできます。(非推奨属性)

インライン要素化 span

インライン要素を表します。通常、スタイルシートと共に使います。

作成者情報 address

作成者の情報を指定します。テキストは斜字で表示されます。