Real Message

林 直樹

自分の「好き」の中に
必ず仕事が見つかります。

IT業界

林 直樹
Naoki Hayashi

人間科学部 コミュニケーション学科

株式会社茨城計算センター 2020年度内定

文系の大学から情報処理分野に進むことに不安はありませんでしたか?

営業職とSE(システムエンジニア)職の募集があり、私はSE職を希望しました。出身高校が工業系なのでパソコンに関する基礎は学んでいましたが、大学が文系なので理系の職種に挑戦するのは少しだけハードルが高かったですね。ただ、昨年も日本IBMに入社した先輩がいたように、文系、理系はあまり関係ないと思います。私は茨城計算センター以外にもIT関連企業の説明会にも参加しましたが、どの会社も文系・理系に拘らないというお話でした。

就職活動への準備はどのように行いましたか?

本格的に始めたのは3年になってからですが、大学に入学した頃から就職のことは頭にありました。工業高校出身なので、卒業してすぐに就職する友人が多かったからだと思います。働きたい業種の絞り込みも早く、入学した時点ではパソコンを扱う情報関係に決めていました。そのために独学でITパスポートの資格を取得。文系の大学なので、少しでも自分をアピール出来る要素を身に付けたいと思ったからです。

茨城計算センターを知ったきっかけを教えてください。

茨城計算センターには高校の頃から興味がありましたが、詳しく知ることができたのは大学3年の夏に行われたインターンシップです。内容は企業説明が終わった後に、実際に仕事風景も見学させていただきました。やはりパソコンの多さには圧倒されましたね。それから驚いたのが、個人データをたくさん扱っていること。行政関係の業務システムをメインに開発しているので、セキュリティ対策も万全に行われている様子でした。

茨城計算センターに就職を決めた理由を教えてください。

安定した顧客を掴んでいることが、最も大きな理由です。地方自治体のシステムを手掛け、茨城県では9割のシェアを占めています。行政の業務システムは法律や制度の改定に合わせた更新も必要になりますし、これから推進しなければならない分野も沢山あります。例えば、現在は公共料金の一部を、コンビニエンスストアで払い込みが出来るシステムが整えられています。このシステムを手掛けたのが茨城計算センターだということです。コンビニエンスストアと提携して運営されるシステムは、これからもどんどん増えていくのではないでしょうか。それから、バイト先に茨城計算センターから内定をもらった先輩がいたんです。いろいろお話を伺っているうちに、本当に良い会社だと知ることが出来ました。

採用試験はどのように行われましたか?

実は、インターンシップに参加した学生だけの早期選考が行われたんです。だから入社試験はかなり早く、一次試験が行われたのが3年の10月頃。早期選考のことはまったく知らなかったので、とても焦りましたね。でも、一次で行われたSPI試験は、高校の頃から対策していたので何とか乗り切ることが出来ました。

面接対策はどのように行いましたか?

こんなに早く面接を受けることは想定していなかったので、すぐにキャリア支援センターに相談に行き模擬面接をお願いしました。もともと人と話すことは苦手だったので、本番までに何度も模擬面接を受けてアドバイスをいただくためです。その甲斐があって、苦手な面接も何とかクリア。年が明けた2月には内定をいただくことが出来ました。

最後に、就職活動中の後輩にメッセージをお願いします。

まだ就職に対する実感が湧かず、やりたい仕事を見つけられない方も多いと思います。そんなときは、自己分析を徹底的に行ってみてください。まずは自分が普段の生活で、よく利用するものや好きなことを考えてみる。それを突き詰めて行くと、必ず仕事があります。例えば、SNSをよく利用するなら、スマートフォンの販売や製造、アプリケーションの開発も考えられます。誰にでも興味を持っていることは必ずあるので、それに関連する業界を研究することが近道です。就職はライフステージの中でも、人生の分岐点になる大きなイベント。早めに準備を初めて、後悔のない就職活動を行ってください。

キャリア支援センター

tel.029-232-2534

場所
T棟学生ホール地下1階
取扱時間
月〜金曜日 8:30〜18:00
添削・模擬面接(要予約) 9:50〜17:00