Real Message

鈴木 優花

公務員から金融に切り替えて
良かったと思っています。

金融業界

鈴木 優花
Yuuka Suzuki

総合政策学部 総合政策学科

茨城県信用組合 2020年度内定

最初から金融業界に絞り込んだ活動をしていたのですか?

もともとは公務員になりたいと考えていました。高校の頃からまちづくりや地域創生に関心があり、大学に進学する際も行政に関して学べる総合政策学科を選択しました。市役所の職員として、地域のために働こうと考えたのです。

金融業界に興味は無かったのですか?

大学1、2年の頃は漠然と公務員になろうと考えていたのですが、3年の秋頃、具体的に就職を意識し始めると公務員だけに絞り込むのはリスクが高いと思うようになりました。やはり民間の企業も視野に入れた活動をしようと考え始めたとき、キャリア支援センターが主催する金融業界研究のバスツアーがあると聞いたんです。なかなか知ることの出来ない業界ということもあり、すぐに参加申込をしました。実際に見学したのは茨城県信用組合とつくば銀行でしたが、新しい発見が沢山ありました。普段は窓口業務しか見ることは出来ませんが、その奥のバックヤードで行われている業務などを知ることができたのは大きな収穫だと思います。また、常磐大学出身の方とお話する機会もあり、金融業界は地域の発展のために尽力していることを感じました。

就職対策はどのように行っていましたか?

公務員試験対策講座を受講していました。また授業で公務員試験の過去問を解く演習などがあり、公務員試験に関しては充実していたと思います。同時に行っていた金融業界の研究は、キャリア支援センターで資料を読み込んでいましたね。本当は合同企業説明会などにも出来るだけ参加したかったのですが、新型コロナウイルスの影響で中止になることが多く、充分に調べられなかったのが残念です。

筆記試験対策や面接対策はどのように行いましたか?

筆記試験は基本的に公務員試験対策で行っていたので、特に一般企業を意識した対策は行っていません。ただ一般企業はwebテストが多いので、問題を解くというより時間配分を間違えずより多くの質問に答えられるよう気をつけていました。面接に関してはキャリア支援センターで様々なアドバイスをいただきました。私はとても緊張するタイプなので、面接が行われる前には必ず足を運びましたね。キャリア支援センターの方に模擬面接を行っていただき本当に良かったと思っています。

公務員採用試験を含め就職活動はどのように進んだのですか?

金融業界の採用試験は、4月頃から始まりました。実際に受験したのは4社でしたが最終面接までしか進めないことが続き、かなり精神的にはきつかったですね。そんなときに茨城県信用組合から内定をいただいたせいか、どこか安心してしまって公務員採用試験に力が入らなかったのかも知れません。笠間市役所を受けたのですが採用には至らず、茨城県信用組合に就職を決めました。でも後悔しているわけではありません。地域の発展に貢献するという意味では信用組合の果たす役割は大きく、特に個人事業主や中・小企業の支援にはとても力を入れています。現在、新型コロナウイルスの影響で経営が苦しい企業の話がニュースなどで流れていますが、そんなときに頼りにされる金融機関ではないかと思っています。

今回の就職活動で、最も役に立ったことを教えてください。

キャリア支援センターのバスツアーです。特に今年度は、新型コロナウイルスの影響で合同企業説明会などが中止になり、企業の方と直接会ってお話する機会がほとんどありませんでした。そんな中で、早めに参加したバスツアーで茨城県信用組合の方とお話しできたのは、本当にラッキーだったと思います。自分の目で見て職場の雰囲気を感じ取ることは、就職を決断する際の大きな決め手になると思います。

就職活動中の後輩にメッセージをお願いします。

就職活動ではいろいろなことが起こるので、あまり思い詰めすぎないことも大事だと思います。私も最終面接まで行って採用されないことが2回もあり、精神的にはかなりダメージがありました。でも、そこで考えすぎると体調を壊したりすることもあるので、気分転換が必要です。就職活動期間は終わってみるとあっという間です。落ち込むことはあってもすぐに切り替えて、次に向って進んでください。

キャリア支援センター

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