FlashCS5では、Flash CS4以前でのモーショントゥイーンをクラシックトゥイーンと呼びます。
キーフレーム間の動作を補完する形で動きを補完します。
クラシックトゥイーンを設定する際には、設定するレイヤーの2つのキーフレームには、共通する一つのオブジェクトのみが存在する必要があります。したがって、クラシックトゥイーンを設定するオブジェクトは他のオブジェクトとは別のレイヤーにしなければなりません。ここでいうオブジェクトとは、
を表します。
【準備】オブジェクト1つからなるレイヤーを作成し、動きをつける長さにキーフレームを挿入します。挿入したキーフレーム上のオブジェクトの位置を移動します。
正しく設定できた場合には、キーフレーム間が紫色に塗られ、矢印の記号が入ります。破線が入った場合には、正しく設定できていません。2つのキーフレームが共通する1つのオブジェクトのみになっているかどうか確認してください。
クラシックトゥイーンで直線以外の動きを行う場合には、モーションガイドを利用します。
クラシックトゥイーンを設定したレイヤーを右クリックし、「クラシックモーションガイドを追加」を選択します。 「ガイド」と描かれたレイヤーが挿入され、クラシックトゥイーンのレイヤーはインデントされます。
モーションガイドレイヤーには、「鉛筆」ツールや「線」ツールを使ってモーションの道筋(モーションパス)となる線を描きます。つながった線であれば、どのような線でも構いません。モーションパスは、再生しても画面には表われません。
回転中心を変更する場合には、自由変形ツールを使います。変更する場合には、開始フレームと終了フレームの両方のオブジェクトの回転中心を同じ位置にしてください。
クラシックトゥイーンのついたレイヤーを選択し、プロパティインスペクタで下記のクラシックトゥイーンの設定ができます。
上下にモーショントゥイーンで移動するボールを作ります。そのままでは重力の影響が見られないのでどこか不自然です。そこで、上昇する時には減速(イージング100)、下降するときには加速(イージング-100)を指定するとより自然に見えます。
Programming Laboratory (Shio seminar)