Real Message

安田 有佑

情報を扱うことも
地域貢献だと思います。

新聞社

安田 有佑
Yusuke Yasuda

総合政策学部 法律行政学科

株式会社茨城新聞社 内定

マスコミに興味を持ったきっかけを教えてください。

就職を意識し始めた頃は、漠然と地域に貢献する仕事に就きたいと考えていました。特に志望する業種はなかったのでとりあえず事業内容から調べてみると、地域のために活動する様々な企業が見つかりました。一般的に知られていない企業も少なくありません。自分自身初めて知った企業もあり、もっと多くの人に伝えるべきではないかと思ったんです。情報は現代社会でとても重要な役割を担っています。特に自然災害などに関する情報は、防災を含めて必要不可欠です。情報を多くの人たちに伝えることも、地域貢献の一つになるのではないかと思いました。

最初から情報サービスに絞り込んだ活動を行っていたのですか?

最初は警察官を目指していました。法律行政学科を選んだのも、警察官の職務に必要な知識を得ることができると思ったからです。しかし警察官採用試験に合格することができず、民間に目を向けた活動をすることになりました。ただ、これまで学んだ知識を仕事に役立てたいという気持ちは変わりません。情報産業はたくさんありますが、この知識が活きるのはジャーナリズムではないかと思ったんです。

試験対策はどのように行いましたか?

筆記試験に関しては早くから始めていたのですが、エントリーシートや面接に関しては大学3年生の3月頃からとかなり出遅れてしまいました。特に面接は苦手なので、対策にはとても苦労しました。そこで最初に行ったのは、想定される質問に対する答えを書き出すこと。受ける企業の業種に合わせて、どうしたら自分の良さが伝わるか考えました。また、キャリア支援センターで模擬面接も受けました。実際に対面で行う模擬面接は、本番さながらでとても有効だったと思います。私は緊張しやすいタイプなので、できるだけ対面に慣れるように何度も模擬面接を受けました。

就職活動の反省点があったら教えてください。

もっとたくさんインターンシップに行っておけば良かったと思っています。茨城県警察などのインターンシップには参加したのですが、民間企業のインターンシップには参加しなかったんです。そのせいもあり、警察から民間企業にシフトする際、どのような業種が自分に合っているのか分かるまで時間がかかってしまいました。自分が希望する業界ではなくても、少しでも気になる企業があったらインターンシップに参加するべきだと思います。実際に現場でお話を聞けば、自分が考えていた仕事内容とは違う新しい側面も発見できるのではないでしょうか。

就職活動を通して、新しい発見や気づきはありましたか?

これまで地域貢献とは、直接人と関わって助けることだと思い込んでいました。でも様々な企業を調べたくさんの方からお話を聞くうちに、間接的な地域貢献もあるのではないかと気づきました。例えば地域の農産物を販売するスーパー。生産者を支援するだけでなく、新鮮で安い農産物を販売することで顧客ニーズにも答えることができます。もちろん情報もその一つで、気象情報はもちろん防災情報や避難所の状況など、命に関わる情報を伝えることもとても重要な地域貢献だと思います。

就職活動をこれから始める後輩にメッセージをお願いします。

何事も経験だと思います。自分が何をやりたいのか、分からない方も少なくないと思います。そんな時は企業の合同説明会に参加するとか、ネットで企業情報を集めるとか、何かしら行動を起こしてみてください。あとは焦らず、自分のペースで頑張ってください。必ず自分に合った企業が見つかります。

キャリア支援センター

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