日付オブジェクトの使い方

日付オブジェクトを使って日時や時間を扱うことができます。

日付オブジェクトの生成

日付オブジェクトは以下の時に生成されます。

  • new Date()で生成したとき

例 日付オブジェクトの生成

my_date=new Date();	// 現在の年月日時刻で新しい日付オブジェクトを生成

my_date=new Date(2004, 12, 1); // 2004年12月1日の日付オブジェクトを生成

日付オブジェクトのメソッド

get[UTC]FullYear() ローカル[世界標準]時間で西暦(4桁)を取得
getYear() ローカル時間で西暦-1900を取得
get[UTC]Month() ローカル[世界標準]時間で月を取得(実際の月-1になることに注意)
get[UTC]Date() ローカル[世界標準]時間で日を取得
get[UTC]Day() ローカル[世界標準]時間で曜日を取得(日から土までが0〜6の数値)
set[UTC]FullYear() ローカル[世界標準]時間で西暦(4桁)を設定
setYear() ローカル時間で西暦-1900を設定
set[UTC]Month() ローカル[世界標準]時間で月を設定(実際の月-1になることに注意)
set[UTC]Date() ローカル[世界標準]時間で日を設定
get[UTC]Hours() ローカル[世界標準]時間で時間を取得
get[UTC]Minutes() ローカル[世界標準]時間で分を取得
get[UTC]Seconds() ローカル[世界標準]時間で秒を取得
get[UTC]Millseconds() ローカル[世界標準]時間でミリ秒を取得
set[UTC]Hours() ローカル[世界標準]時間で時間を設定
set[UTC]Minutes() ローカル[世界標準]時間で分を設定
set[UTC]Seconds() ローカル[世界標準]時間で秒を設定
set[UTC]Millseconds() ローカル[世界標準]時間でミリ秒を設定
getTime() 1970年1月1日から現在時刻までのミリ秒を取得
setTime() 1970年1月1日から現在時刻までのミリ秒を設定
UTC() 1970年1月1日から指定日時までのミリ秒を取得
getTimeZoneOffset() 世界標準時間とローカル時間の差を分で取得
toString() 日付を文字列に変換

日付の取得

日付オブジェクトからgetFullYear(), getYear(), getMonth(), getDate(), getDay()のメソッドを使って西暦、月、日、曜日をローカル時間で取得できます。書式は以下のようになります。

日付オブジェクト.getFullYear()
日付オブジェクト.getYear()
日付オブジェクト.getMonth()
日付オブジェクト.getDate()
日付オブジェクト.getDay()

同様に、世界標準時間で取得するには、UTC付きのメソッドを使用します。

例 日付の取得

my_date=new Date(); // 現在日時で日付オブジェクトを生成
trace(my_date.getFullYear()); // 日付オブジェクトmy_dateの西暦を表示
trace(my_date.getYear()); // 日付オブジェクトmy_dateの西暦-1900を表示
trace(my_date.getMonth()); // 日付オブジェクトmy_dateの月を表示
trace(my_date.getDate()); // 日付オブジェクトmy_dateの日を表示
trace(my_date.getDay()); // 日付オブジェクトmy_dateの曜日を表示

日付の設定

日付オブジェクトにsetFullYear(), setYear(), setMonth(), setDate()のメソッドを使って西暦、月、日をローカル時間で設定できます。書式は以下のようになります。

日付オブジェクト.setFullYear(西暦, 月, 日)
日付オブジェクト.setYear(西暦, 月, 日)
日付オブジェクト.setMonth(月, 日)
日付オブジェクト.setDate(日)

同様に、世界標準時間で取得するには、UTC付きのメソッドを使用します。

例 日付の設定

my_date=new Date(); // 現在日時で日付オブジェクトを生成
my_date.setFullYear(2004, 11, 1)); // 日付オブジェクトmy_dateの西暦を設定
my_date.setYear(104)); // 日付オブジェクトmy_dateの西暦-1900を設定
my_date.setMonth(10, 8)); // 日付オブジェクトmy_dateの月を設定
my_date.setDate(2)); // 日付オブジェクトmy_dateの日を設定

時間の取得

日付オブジェクトからgetHours(), getMinutes(), getSeconds(), getMillseconds()のメソッドを使って時、分、秒、ミリ秒をローカル時間で取得できます。書式は以下のようになります。

日付オブジェクト.getHours()
日付オブジェクト.getMinutes()
日付オブジェクト.getSeconds()
日付オブジェクト.getMillseconds()

同様に、世界標準時間で取得するには、UTC付きのメソッドを使用します。

例 時間の取得

my_date=new Date(); // 現在日時で日付オブジェクトを生成
trace(my_date.getHours()); // 日付オブジェクトmy_dateの時を表示
trace(my_date.getMinutes()); // 日付オブジェクトmy_dateの分を表示
trace(my_date.getSeconds()); // 日付オブジェクトmy_dateの秒を表示
trace(my_date.getMillseconds()); // 日付オブジェクトmy_dateのミリ秒を表示

時間の設定

日付オブジェクトにsetHours(), setMinutes(), setSeconds(), setMillseconds()のメソッドを使って時、分、秒、ミリ秒をローカル時間で設定できます。書式は以下のようになります。

日付オブジェクト.getHours(時, 分, 秒, ミリ秒)
日付オブジェクト.getMinutes(分, 秒, ミリ秒)
日付オブジェクト.getSeconds(秒, ミリ秒)
日付オブジェクト.getMillseconds(ミリ秒)

同様に、世界標準時間で設定するには、UTC付きのメソッドを使用します。

例 時間の設定

my_date=new Date(); // 現在日時で日付オブジェクトを生成
my_date.setHours(23, 59, 59, 999)); // 日付オブジェクトmy_dateの時を設定
my_date.setMinutes(25, 10)); // 日付オブジェクトmy_dateの分を設定
my_date.setSeconds(9, 999)); // 日付オブジェクトmy_dateの秒を設定
my_date.setMillseconds(9*1000+999)); // 日付オブジェクトmy_dateのミリ秒を設定