局所変数(ローカル変数)

以前に、タイムライン変数、ムービークリップ変数、グローバル変数という変数の有効範囲を学びました。関数内でのみ有効である変数を局所変数(ローカル変数)といいます。

プログラムの再利用性を考えると、関数内ではなるべく局所変数以外の変数を使用しない方が良いとされています。必要な場合には、引数や戻り値を使いましょう。

局所変数の宣言

局所変数は、関数内でvarをつけて宣言します。

var 変数;

例 大域変数と局所変数のサンプルプログラム

プログラム

function henko () {
var y; // yは局所変数
    x=456; // タイムライン変数xに代入
    y="def"; // 局所変数yに代入
    trace("sub : x="+x+" y="+y); // 関数内の値を表示
}

x=123; // タイムライン変数
y="abc"; // タイムライン変数

henko(); 

trace("main: x="+x+" y="+y); // 関数実行後のタイムライン変数の値を表示

実行結果

sub : x=456 y=def
main: x=456 y=abc

関数内で変数x、yの値が代入されてますが、ここでのyは局所変数なので大域変数のyには影響を与えていないことがわかります。