Action Scriptでは、タイムラインを使った繰り返し(タイムラインループとクリップイベントループ)が作成できます。 タイムラインを使った繰り返しでは、ループの反復の間に、ステージの更新が必要なスクリプトを実行できます。
繰り返しを行う最後のフレームにgotoAndPlay()メソッドで繰り返しを行う 最初のフレームに再生ヘッドを移動します。
test_mc._rotation+=10; // test_mcの角度を10°増やす
gotoAndPlay(1); // 1フレームに飛んで再生
この方法では、ムービークリップを移動するのにメインのタイムラインを使用してしまうのであまり 良い方法とは言えません。そこで、空のムービークリップを作成して、作成したムービークリップのタ イムラインを使用してループを作成します。
_parent.test_mc._rotation+=10; // 親の元にあるtest_mcの角度を10°増やす
gotoAndPlay(1); // 1フレームに飛んで再生
別ムービークリップのタイムラインを使用した場合には、別ムービークリップの再生を 停止、再生することによりボールの回転を再生・停止させることができます。
_parent._rotation+=10; // 親の角度を10°増やす
gotoAndPlay(1); // 1フレームに飛んで再生
配置したムービークリップを回転させるムービークリップなので、エンジンと呼ばれたりします。
onEnterFrame()イベントハンドラを使用して、フレーム内でのループを 作成することができます。onEnterFrame()イベントハンドラはフレームレー トに応じたタイミングで一回実行されます。
onClipEvent(enterFrame) {
this._rotation+=10; // 自分の角度を10°増やす
}
Programming Laboratory (Shio seminar)