
一人で悩まず誰かに相談してください。
公務員
小野沢 翔斗
Shoto Onozawa
人間科学部 コミュニケーション学科
稲敷市役所 内定
市の職員を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
高校生の頃、市が主催するマラソン大会にボランティアとして参加したのがきっかけです。参加した方たちが活気にあふれていて、いつもより一段と地域の賑わいを感じました。自分もこのように地域に貢献する仕事がしたいと思い、市の職員を志しました。
市役所ではどのような仕事がしてみたいと思いますか?
どの地域も同じだとは思いますが、稲敷市も少子高齢化が進み日常生活を支えるインフラの整備が大きな課題となっています。その中でも特に関心があるのは公共交通機関です。バスは普段の生活に欠かせない移動手段ですが、利用者数も限られている。本数も少なくなっているので、不便さを感じている住民の方も少なからずいます。そういった方々のために、公共交通機関の運営改善に取り組みたいと考えています。
最初から市の職員に絞り込んだ就職活動を行ったのですか?
大学の4年間、コンビニエンスストアのアルバイトをしていたので、最初は接客業も視野に入れて活動していました。ただ接客業は業種も幅広く、絞り込むのは大変です。そんなとき友人が市の職員を目指していると聞き、自分も挑戦してみようと思いました。
民間企業は受験しましたか?
インターンシップに行ったスーパーマーケットを受験しました。選考が早い時期に行われ内定もいただいたので、そこから公務員採用試験に向けて対策を始めました。
どのような対策をしましたか?
公務員採用試験の対策は行ってこなかったので、キャリア支援センターに相談に行きました。筆記試験対策、面接対策と、稲敷市の試験に沿った形でアドバイスをいただき、とても助かりました。
稲敷市の試験は順調に進みましたか?
それが、一回目の試験は不合格だったんです。でも、既に企業から内定はいただいているしまだ時間もあったので、二回目の募集に応募しました。
二回目の試験に臨むとき、どこに注力しましたか?
面接が上手くいかなかったので、キャリア支援センターで模擬面接を繰り返し受けました。その時期は、ほぼ毎日のようにキャリア支援センターに行っていたのではないでしょうか。もちろん、ただ数をこなすだけではなく、一回一回適切なアドバイスをいただけるので、徐々に自信もついてきたと思います。
現在、就職活動を行っている後輩にメッセージをお願いします。
覚えておいてほしいのは、悩んだり迷ったりしたら誰かに相談することです。キャリア支援センターはもちろん、先生、友人、家族などに話を聞いてもらうと、自分にはなかった発想でアドバイスをもらうことができます。人とのかかわりを大切にして、就職活動を頑張ってください。