Real Message

鬼澤 汰郁哉

自分のやりたいことを軸に志望する業界を絞り込んでください。

サービス業

鬼澤 汰郁哉
Takaya Onizawa

総合政策学部 経営学科

税理士法人和敬会 内定

税理士事務所に関心を持ったきっかけを教えてください。

実家が農家なので、毎年、確定申告の時期になると大変そうでした。農家は基本的に個人事業主の扱いになるので、自分たちで申告書類を作成しなければなりません。会計の知識があまりない人にとっては、難しい作業です。それを見ていて、自分も力になれないかと思ったのが、税務や会計に関心を持ったきっかけです。就職を考えたとき、自分の学んだスキルを活かし、税務、会計で困っている方の役に立ちたいと思いました。

最初から税理士事務所に絞り込んだ活動を行ったのですか?

具体的に就職活動を開始したのは、大学3年生のサマーインターンです。そのときはまだ絞り込めていなかったので、金融や小売りなどの業界10社くらいのインターンシップに参加しました。ただ、インターンシップを開催している税理・会計事務所はごく少数。私が参加できたのは1社だけでした。

それが和敬会だったのですか?

和敬会はインターンシップではなく、秋に行われた会社説明会に参加しました。お話をお伺いしたときに印象に残っていたことは、女性職員の人数です。36名のスタッフのうち男性は4名だけ。それだけ、職場環境が整備されているのかなと思いました。

試験対策はどのように行いましたか?

就職活動を始めたころは銀行や証券会社も視野に入れていたので、SPIなどの筆記試験対策を行いました。それから、キャリア支援センターを積極的に活用しました。履歴書の添削はもちろん、面接対策でもお世話になりました。模擬面接は1週間に2回のペースで行い、アドバイスをいただいたことは本番でとても役に立ったと思います。

就職活動を通して、最も大変だったことは何ですか?

志望する業界を絞ることです。税理・会計事務所を志望していましたが、業界研究を進めるにつれて、銀行や証券会社などにも惹かれるようになりました。しかし、様々な中小企業や個人事業主の方の役に立つことが自分のやりたいこと。それに最も近い業種が最初に志した税務・会計事務所だったのです。

これからの抱負を聞かせてください。

最初は税理士の方のサポートが主な仕事だと思います。しかし、自分自身もスキルアップする必要があります。現在、日商簿記3級を取得していますが、今年度内に2級を取得することが目標です。また、最終的には自分も税理士の資格を取得し、多くの中小企業、個人事業主の方の力になれるようステップアップしたいと考えています。

税理士事務所への就職を希望する後輩にメッセージをお願いします。

税理士の登録者数は増加傾向にあります。その一方、中小企業の数は減少しています。また、税制は改変されることもあり、就職してからも勉強が必要になる職業です。でも、その中で自分にできること、やりたいことは何なのか。それを明確にし、信念をもって勤めれば必ず人の役に立つことができます。やりがいのある仕事なので、ぜひ頑張ってください。

キャリア支援センター

tel.029-232-2534

場所
T棟学生ホール地下1階
取扱時間
月〜金曜日 8:30〜18:00
添削・模擬面接(要予約) 9:50〜17:00