
公務員採用試験対策はできるだけ早期に行ってください。
警察
内藤 和子
Wako Naito
総合政策学部 法律行政学科
茨城県警察本部 内定
警察官に関心を持ったきっかけを教えてください。
漠然と公務員になりたいと思っていましたが、最初から警察官を志望していたわけではありません。警察官に興味を持ったのは、3年生の夏に茨城県庁で行われたインターンシップに参加したのがきっかけです。警察事務について説明していただいたのですが、そのとき警察官の仕事についてもお話を伺いやりがいのある仕事だと強く感じました。
公務員採用試験対策はどのように行いましたか?
実際に対策を始めたのは、採用試験がある約2か月前です。かなり遅くなってしまったので、公務員採用試験の問題集を購入しひたすら解きました。また、大学で行われる公務員採用試験対策講座を受講しました。オンラインでの講座だったのですが、数的推理や判断推理などの解き方やコツを分かりやすく学ぶことができ、とても役立ちました。公務員採用試験を受験する方は、ぜひ受講してください。
面接対策はどのように行いましたか?
キャリア支援センターで、何回か模擬面接を受けました。毎回、違ったスタッフの方が面接官役で様々な角度から質問してくれるので、とても実践的だったと思います。私は警察官の採用試験しか受けなかったので、面接に慣れるという意味でも自信が付きました。
面接の際に心がけたことはありますか?
まず、見栄を張らないことですね。自分を良く見せようとすると、どうしても嘘になってしまいます。面接官の方は必ず嘘に気付くので、正直に答えることを心がけました。それから、やはり警察官なので元気よくハキハキ話すことも大事だと思います。
改めて、警察官の魅力はどこに感じますか?
地域の人々のために働くというのはもちろんなんですけど、説明会のときに住民の方から「ありがとう」と言っていただける仕事だと聞いて、とても素敵な仕事だと思いました。また、公務員なので福利厚生がしっかりしているところも魅力の一つだと思います。忙しくて大変な仕事ではありますが、休日休暇などもきちんと取得することができます。また、実力次第で昇級できるところも、自分のキャリアアップを考えると重要だと思いました。
就職活動を行っている後輩にメッセージをお願いします。
私は警察官採用試験しか受けなかったので、後輩の方たちには視野を広く持って、民間を含めて挑戦することをお勧めします。公務員志望であっても民間を受けることで社会を知るきっかけにもなります。そして民間企業から内定をいただけると、公務員採用試験を受けるときに心の余裕もできます。公務員採用試験対策は大変ですが、できる限り早く始めて納得のいく就職活動を行ってください。