陸上競技部

日常から「自ら考え挑戦する姿勢を養う」ことを部のテーマとしています。
長い伝統のある部で、先輩方から「練習で泣いて試合で笑え」「この一瞬に懸けろ」という言葉を受け継いでいます。

部員数 3年14名、2年26名、1年11名、内マネージャー2名 合計51名
活動日 週3~4日(平常:月・水・金又は土  長期休業中:月火木金)※大会前は例外あり
学習時間確保を優先し、短時間で集中して取り組んでいます。
活動場所 桜の牧グランド ケーズデンキスタジアム 少年の森 四季の原 学校内(ウエイトトレーニングや雨天時)
長距離は野外走で様々な場所に出かけます。
目標 「自ら考え挑戦する姿勢を養う」
近況 2019年 女子4×100mR 4×400mR  関東選手権大会出場
2020年 女子棒高跳 関東新人大会出場
2021年 女子棒高跳 男子8種競技 関東総体出場
    女子棒高跳 関東選手権大会出場
    女子棒高跳 男子110mH 関東新人大会出場権獲得(2021.10.23実施予定)
県大会出場者・入賞者など、他の結果はHPをご覧ください。
進学実績 【国公立大学(全て一般入試にて入学)】
秋田大学、茨城大学、北九州市立大学、静岡大学、埼玉大学、 首都大学東京(現 東京都立大学)、茨城高等専門学校編入

【私立大学】 青山学院大学、茨城キリスト教大学、桜美林大学、神奈川大学、国士舘大学、 国際医療福祉大学、城西大学、昭和大学、駿河台大学、大東文化大学、玉川大学、 千葉科学大学、中央学院大学、つくば国際大学、帝京大学、東京医療保健大学、 東京経済大学、東京電機大学、東北福祉大学、常磐大学、獨協大学、 新潟医療福祉大学、流通経済大学、立教大学、麗澤大学
その他 「自ら考え挑戦する姿勢を養う」ために、日誌記録による自己の成長記録、練習過程の把握、 自分にあった練習方法を確立し、必要な時は自分で練習計画を立てられる力を養うことを目標に取り組んでいます。 部活動では全体で共通して行うものと各自の種目に合わせて自分で設定した内容に取り組む時間を持つなど、 自主性を重んじつつメリハリを持って取り組んでいます。特待生で入る生徒がいないため、 半数以上が高校からの初心者で和気あいあいとした雰囲気で活動しています。 その中でも県代表として関東大会に出場する部員も複数名おり、各自の目標に応じて成長できる部活動です。 時間に制約のある特選コースの中でも多数の在籍者がおり、学業と部活動を両立させ、 県大会入賞を果たしながら国立大学に入学している先輩方もいます。
公式HP https://tokiriku.crayonsite.net
過年度活動報告

2024年度の部活動報告

茨城県高等学校駅伝競走大会

 10月末とは思えない程暖かい中、高校駅伝の県予選を戦って参りました。結果は、女子が総合5位と2年連続で関東大会出場を手にしました。男子は、メンバー7名が揃わず県合同チームでの参加となりました。

 女子は1区で12位と苦戦しましたが、2区で7位まで順位を引き上げ、3区・4区と関東出場圏内の6位との差を縮め5区に渡る前に6位につけました。5区は先週の関東新人大会にも出場した宅和さんが4位にスタート時に2分近くあった差をあと4秒まで縮める快走で総合5位という成績をおさめました。夏合宿や、選手が自主的な朝練習をコツコツと積み重ねた努力が実ったと思います。

 男子の合同チームは、有力者が多い土浦日大中等学校の選手が上位でタスキを繋ぎ、緊張感を持ったレースを経験できました。出場者は昨年より記録を大きく伸ばしましたが、レベルの高い選手を目の当たりにして更に上を目指す気持ちを持てたようです。

 本校の女子長距離は補欠が実質1人という中で迎えた大会でした。ケガが長引いた選手や大会直前に痛みが出てしまった選手がいたため、直前まで区間の変更等不安がありましたが、短距離の選手のサポートや多くの卒業生の応援などが選手を後押ししてくれたと感じました。関東大会では県予選の記録を超えられるように調整していきたいと思います。

令和6年度 関東高等学校陸上競技新人大会

 関東高校新人大会に参加しました。

 男子走高跳の佐々木くんは、参加者の半分以上が最初の設定である1m85をクリアできずに終わる中、3回目の跳躍で高い集中力を発揮して見事クリアしました。関東総体に続いて大きな大会でも力を発揮できる気持ちの強さが現れました。

 女子3000mの宅和さんは、1週間後の県高校駅伝に向けた練習が中心の中での参加でしたが、初の関東大会で緊張する中でも自己ベストを更新するなど、練習の成果を発揮してくれました。

 来年度に備えて、冬季練習では基礎力の向上に努め、関東大会の出場者の増加や、関東大会でも上位に入れることを期待したいと思います。

令和6年度 茨城県高等学校陸上競技新人大会

 今回は、県の入賞種目4つ、関東大会出場権獲得が2種目という結果となりました。

 佐々木雄太さんが男子走高跳第2位で関東大会出場権を得ました。宅和美心さんが女子3000mで惜しくも入賞は逃しましたが、上位選手のキャンセルにより、関東大会出場権を得ました。入賞者は石井萌花さんが女子走幅跳で8位、三段跳で7位、山本望くんが男子円盤投で7位という結果でした。また、女子1500mでは入賞は逃しましたが、決勝に2名進出することができました。

 本校では自分で課題を見つけ、何度も改善を重ねていた選手が入賞や自己ベスト更新など結果に結びついています。合宿や大会を経て「考え、挑み続ける」姿勢が育っている選手が増えているように感じます。一方で、準備不足で力を発揮できなかったり、今回の大会に参加できなかったりした選手の奮起を期待したいと思います。

 大半の選手のトラックシーズンが終わりましたが、次は関東新人大会と、1か月後の駅伝に向けて地道な練習を丁寧に行って行く予定です。基礎的な練習を大切に、かつ自分の専門種目への探求心を持って、来年の大会に備えて欲しいです。

夏合宿

 8月18日~21日、酷暑の中、常磐大高陸上部は明秀学園日立、水戸啓明、そして笠間の4つの学校と共に三泊四日の合宿を実施しました。互いに励まし合い、体力と精神力の限界に挑みながら厳しい練習に励んだこの期間、学校の枠を超えて絆は深まり、友情が一層強まりました。特に、三日目の夕方にはみんなで一緒にカレーづくりを行い、これが彼らの団結力をさらに強めました。練習は容易なものではありませんでしたが、みんなで挑むことで新たな力を引き出すことができました。施設での集団生活を通じて、友情を育むだけでなく、責任感や協調性など、自己を成長させるための重要な価値も学びました。この経験が参加者全員の成長に寄与し、これからの競技に向かって活力を与えることを期待しています。

関東総体

 6月16日(日)に東京都の駒沢オリンピック記念陸上競技場で行われた関東高校陸上競技選手権大会に参加してきました。

 男子走高跳で、佐々木雄太くんが自己ベストタイ記録で15位という結果を残しました。
 直前の練習までなかなか調子が上がらず、慣れない環境での大会で心配されましたが、本人の高い集中力で、修正を重ね、3回目の跳躍で記録を残しました。

 2年生ということで、来年に繋がる良い経験ができ、部員にも大いに刺激になりました。夢の2mに向けて、これからも跳躍に磨きをかけてくれると信じています。

県総体

関東大会出場 走高跳 佐々木 雄太

川上 朔摩さん

 私は4×100mリレーに出場させていただきました。部長という立場で個人種目での出場ができなかったのは悔しい限りでした。しかし、地区大会では3位を獲得し、去年の先輩のタイムを更新しました。県大会では準決勝に進出を決め、県1位の強さを間近で経験しました。差をつけられたものの、その速さに引っ張られる形で、44.31というチームベストタイムと自分の区間でも自己最高のタイムを更新することができました。私は必ずしも緊張に強いわけではありませんが、個人種目とは違って4人で走るリレーでは、共に走る仲間たちに精神面でとてもサポートされました。これからは7月に控える県選手権に向けて、43秒台を目標に挑戦を続けていきたいと思います。

佐々木 雄太さん

 大会前日、助走の調整がうまくいかず、自己ベストを上回る170cmすら跳べない状況に陥ってしまいました。技術的な課題に加え、精神的な焦りも重なり、本当に不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、そこで諦めず、本番当日の朝一番に、高跳び仲間や先輩方と一緒になり、丁寧にアップを行いました。その後、みんなで助走の研究に没頭し、何度も試行を重ねながら細かな調整を重ねました。そうした努力の末、ようやく納得のいく助走ができるようになりました。
 本番は、その助走を活かし、見事に185cmの壁を突破することができました。自己ベストを5cm更新する素晴らしい記録でした。
 次なる目標は190cmです。仲間や先輩方の助言と自らの努力の積み重ねがあってこその記録です。この手応えを無駄にすることなく、全力を尽くして190cmに挑戦していきます。

水戸地区総体

2024茨城県高等学校陸上競技選手権大会 大会結果(県大会出場者のみ)
男子
種目結果名前
400mH6位宮本 龍祈
110mH2位箱田 和人
110mH6位中野 蒼
110mH4位小林 蒼
100m7位佐久間 蓮
200m優勝佐久間 蓮
砲丸投4位田澤 怜央
砲丸投8位山本 望
円盤投3位田澤 怜央
円盤投8位山本 望
走高跳4位佐々木 雄太
4×100mR3位川上 朔摩
佐久間 蓮
箱田 和人
栗原 颯汰
4×400mR5位佐久間 蓮
栗原 颯汰
宮本 龍祈
戸田 直嗣
女子
種目結果名前
100mH6位坂場 あいみ
800m9位佐藤 博葉
800m5位宮﨑 可奈子
1500m8位佐藤 博葉
1500m4位宅和 美心
1500m7位石﨑 美藍
3000m4位宅和 美心
3000m7位小堀 苺果
3000m8位石﨑 美藍
400m7位宮﨑 可奈子
7種競技2位田中 あすみ
走幅跳9位海藤 仁菜
走幅跳3位石井 萌花
4×100mR6位坂場 あいみ
白田 舞
戸谷 結菜
石井 萌花
4×400mR5位坂場 あいみ
白田 舞
宅和 美心
佐藤 博葉

宮本龍祈さん

 人の温かみの大切さを改めて認識できた大会。地区総体は私にとってそんな大会となりました。試合直前、私は緊張と不安で頭がいっぱいでした。そんな私に顧問の先生方が声をかけてくださいました。「口角あげていこうや」「びびんな。大丈夫だから。」と。さらに、仲間たちが近くに来て「頑張れ」と応援してくれました。そんな先生や仲間のおかげで、不安や緊張よりも頑張ろう、そして楽しもうという気持ちの方が強くなりました。試合では、目標にしていた予選通過をすることができました。ゴールした直後、先生が駆け寄ってくださり、一緒に喜んでくださいました。本当に嬉しく思い、この大会を通して、人の温かみの大切さを再認識できました。

佐久間蓮さん

 地区総体の初日に団体種目であるリレーで3位に入れたので、個人でも3位以内に入りたいと思っていました。2日目の男子100mで自己ベストを出して初めて決勝に残れましたが3位以内は叶いませんでした。3日目の200mでも決勝まで、3本を走り連日のレースの影響でくたくたでしたが、準決勝のレースから、密かに優勝のチャンスを感じていました。決勝のラスト20mは無我夢中でのフィニッシュで、最後に横に人影が見えた中でのゴールで、勝てたのか分からず、ドキドキしながら結果を待ちました。アナウンスで自分の名前が呼ばれた時、今までにない喜びが込み上げてきました。今までチームでの結果でしか喜びを感じたことがありませんでしたが、個人での1位という結果は、未だかつて感じたことのない感情が湧き起こってきました。当日は喜びに浸りましたが、翌日になり、次の県大会に向けて気持ちを切り替えました。具体的には、県選手権の標準記録を越えることを目標に、日々の練習に励んでいきたいと思っています。

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