Real Message

野口 結愛

自分を曲げず、
後悔のない就職活動を行ってください!

金融業界

野口 結愛
Yuma Noguchi

短期大学 キャリア教養学科

茨城県信用組合 2021年度内定

金融業界を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

新型コロナウイルスの影響で倒産の窮地に立たされている中小企業を、民間の金融機関が実質無利子や無担保の融資で助けていることを知ったことです。中小企業は地域に密着した経営で、私たちの生活を支えてくれる大切な存在です。私も将来、地元である茨城県で人の助けになる仕事がしたいと思っていたので、地域に根差した金融機関を中心に就職活動を行いました。

就職活動の準備はどのように行いましたか?

まず、企業の合同説明会に参加しました。金融業界を志望していても、本当に自分に合っているのか不安もあったので、できるだけ多くの業界を見てみようと思ったのです。そこで知ったのが、金融に携る組織にも様々な経営形態があること。大企業などとの取引もある地方銀行、利益を追求するのではなく地域社会の発展に貢献する信用金庫や信用組合、また、農業に特化した金融サービスを行うJAなど、それぞれ特徴があることに驚きました。その中で、自分に一番合っているのは茨城県信用組合だと思い、第一志望にしました。

試験対策はどのように行いましたか?

筆記試験対策はほとんど独学でした。短大の授業でSPI対策もしましたが、筆記試験にはwebテストや教養テストなどもあります。全てバランス良く進めるのは大変でした。また、履歴書やエントリーシート、面接に関してはキャリア支援センターのスタッフの方にお世話になりました。エントリーシートの添削はもちろん、模擬面接では自分が想定していなかった質問もしていただけたので、本番でとても役に立ちました。

就職活動を進める中での気づきはありましたか?

自己分析が大切だと思いました。当然ですが、面接では自分自身に関することを質問されます。いろんな角度から聞かれるので、最初の頃は、まだ私は自分のことをよく知らないのではないかと思いました。それから、友人に自分の人物像を聞くことに加え、学生時代に取り組んできたことをノートにまとめ、自分が力を発揮できたことや、なぜ力が発揮できたのかなどを思い返してみました。

就職活動で最も辛かったことを教えてください。

就職活動が解禁になってから茨城県信用組合の選考が始まるまで、2カ月くらい期間が空いてしまったので、それまで何をしようか悩んでしまいました。試験対策は行っていましたが、モチベーションを維持することが出来るかどうか不安でした。そこでスケジュール調整も兼ねて、他の企業を受けることにしました。面接は経験を積むことも必要なので、できるだけ多く本番の面接に挑戦しようと思ったのです。すると、面接で自分の良いところを褒めていただいたり、就職活動のアドバイスをいただいたりもしてモチベーションの維持につながりました。自信を持って茨城県信用組合の面接を受けることもできたので、とても良かったと思っています。

就職活動を通して気づきはありましたか?

私は短大生なので、4大生と比べると知識量に差があります。最初はそれがコンプレックスだったのですが、企業の方から知識より人物重視で採用する企業が多いと聴いて安心しました。面接では嘘をつかず素直に答えることを心掛け、ありのままの自分を見ていただくことが大切だと思います。

これから就職活動を始める後輩にメッセージをお願いします。

第一に早めの行動が大切だと思います。最初は何から始めて良いか分からないと思うので、迷わずキャリア支援センターで相談してみてください。それから、周りに流されないことも重要です。自分がやりたいと思ったことを曲げず、貫く勇気を持ってください。周りの人が何と言っても自分の気持ちを変えないことが、後悔のない就職活動につながると思います。

キャリア支援センター

tel.029-232-2534

場所
T棟学生ホール地下1階
取扱時間
月〜金曜日 8:30〜18:00
添削・模擬面接(要予約) 9:50〜17:00