Real Message

大島 涼介

将来の自分の姿を思い浮かべ
諦めずに頑張ってください!

公務員

大島 涼介
Ryosuke Ohshima

総合政策学部 法律行政学科4年

置賜広域行政事務組合消防本部 内定

消防士になろうと思ったきっかけを教えてください。

子どもの頃から、漠然と人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。中学生になると将来の仕事について考える授業があり、家族に相談すると父が勧めてくれたのが消防士でした。それがきっかけとなり、消防についてネットで調べるうちに、普段の生活でも消防士の姿を意識的に見るようになっていました。人の命を助けるために活躍する消防士に憧れを抱くようになり、消防士になりたいと真剣に考えるようになったんです。

公務員試験対策はどのように行いましたか?

最も時間をかけて取り組んだのは筆記試験対策です。出題される範囲が幅広いので過去に出題された問題をひたすら解いて、問題に慣れることから始めました。大学で行われる公務員採用試験対策講座にも参加しました。それまで全く分からなかった問題の解き方などを解説していただき、基本的な知識を身につけることに役立ったと思います。

面接対策はどのように行いましたか?

面接は苦手意識が強かったので、キャリア支援センターに2日に1回のペースで通いました。キャリア支援センターで受けた模擬面接は、本番に活きる内容でした。最初は伝えたいことを話す順序に迷って言葉に詰まってしまうことがありました。でも、練習を重ねることで次第に慣れ、頭の中を整理しながら話せるようになりました。面接でのマナーや言葉遣いなども指導していただいたおかげで、徐々に自信がつき苦手意識も薄れていきました。

面接で心掛けたことを教えてください。

緊張し過ぎず、面接官と会話しながら自分の思いを伝えることを心掛けました。それから、質問に対して正直に答えること。消防は地域と密接に関わる仕事なので、地域での取り組みなどを深く聞かれることがあります。事前に調べていても分からないことはあるので、そのときは正直に分からないと伝えました。

就職活動を通して最も大変だったことを教えてください。

モチベーションを維持することですね。置賜市広域消防の他にも、茨城県警や山形県警、水戸市や東京の消防も受験しました。時期的に警察の試験から始まったのですが、立て続けに不合格で気分的に落ち込みました。自分としては100パーセントの力で対策してきたつもりだったので、これ以上何をすればいいのか分からなくなってしまったんです。でも筆記試験の結果を自己採点すると、合格ラインまで届いていませんでした。もっと頑張らなければならないと、気持ちを入れ替えて勉強しました。

今回の就職活動を通して新しい気づきはありましたか?

何事も諦めないことが大切だと思いました。筆記試験も面接も何も分からない状態から始めて、最初は自分は合格できるのか不安になることもありました。でも、勉強や面接練習を行い本番も繰り返し経験することで、自分にできることが徐々に増えていきました。それを実感することが自信につながり、最終的な結果に表れたのだと思います。諦めずチャレンジし続けること。それが就職活動では最も大切なのではないでしょうか。

これから就職活動を始める後輩にメッセージをお願いします。

自分が目標とした仕事に就きたいという気持ちを、強く持ち続けることが大切だと思います。筆記試験対策や面接対策などに全力を尽くしても、結果が出ないこともあると思います。でも、私は消防士になって活躍したいという強い思いがあったからこそ、諦めずに就職活動を乗り切ることができました。目標とする仕事に就いたときの自分の姿を思い浮かべて頑張ってください。

キャリア支援センター

tel.029-232-2534

場所
T棟学生ホール地下1階
取扱時間
月〜金曜日 8:30〜18:00
添削・模擬面接(要予約) 9:50〜17:00