Real Message

どのように就職活動を行ったのか教えてください。

就職活動を始めたのは、2年生になってからでした。時期的に遅くなってしまったのは、最初は医療事務を目指していたからです。医療事務の選考は秋頃から始まるところが多く、それまでに準備を整えればいいと思っていました。でも、春頃から内定をいただく友人が増え、本当にこれで大丈夫か不安になったんです。そこで相談に行ったのが、キャリア支援センターです。就職活動に関して何も準備していないことを伝えると、医療事務に絞り込まず幅広く仕事を探すといいのではないかとアドバイスしてくれました。それから自分がこれまでやってきたことや好きなことなどをノートに書き出し、自分に合った仕事はないか探しはじめました。そこで見つけたのが接客の仕事です。その中でも、私は特に車が好きだったので、カーディーラーを調べることにしました。

企業研究はどのように行いましたか？

キャリア支援センターで会社説明会に参加することを勧められ、茨城日産自動車と茨城スバルの会社説明会に参加しました。企業を選ぶ際に重視したのは福利厚生です。カーディーラーなので土・日に休むことは無理ですが、産休・育休制度や休日の日数、また初任給などを比較し茨城日産自動車を受けることにしました。

試験対策はどのように行いましたか？

筆記試験対策は、短大で配られたSPIの教材を使って行いました。勉強のポイントは、とにかく問題をたくさん解くこと。テストに慣れることを心掛けました。面接対策はキャリア支援センターで模擬面接を行いました。本番と同じように行われるので、とても実践的な内容です。また、同じことを伝える場合でも、言葉の使い方でネガティブにもポジティブにもなることを教えていただきました。自分一人では気がつかないところをたくさん指摘していただき、本番前のとてもいい練習になったと思います。

大学が行う就職活動支援プログラムは活用しましたか？

企業の合同説明会と就職活動用のメイクアップ講座を活用しました。メイクアップ講座で役に立ったのは、証明写真用のメイクの仕方。顔のポイントに濃いめの色を入れることで顔立ちをくっきりと見せる方法など、プロならではのテクニックを教えていただきました。

就職活動を通して大変だったことはありますか？

最初の時点で出遅れてしまったことですね。医療事務は自分が勤めたいと思った病院が職員を募集しているとは限らないので、もっと早くから別業種も見ておけば良かったと思います。4大生と一緒に選考を受けることには、何の引け目も感じませんでした。入社すれば、同じ社員としてスタートラインに立つわけですから。

入社してから不安に思っていることはありますか？

受付業務は、お客様を案内をするだけだと思っていました。でも、入社前に送られてきた仕事内容を見ると、車検や点検の際には整備士からの情報をお客様に伝える仕事もあるようです。車のメカニックに関しては全く知識がないので、自分にできるかかどうか少し不安ですが、入社してからメカニックに関する知識を習得するプログラムもあるので頑張って勉強しようと思います。もともと車が好きなので、いまから楽しみです。

これから就職活動を始める後輩にメッセージをお願いします。

就活情報サイトの活用は大切ですが、それだけでは解決しない悩みや迷いも必ず出てくると思います。そんなときは、キャリア支援センターのスタッフの皆さんを頼ってください。いつでも相談に乗ってくれるので、気軽に足を運んで後悔のない就職活動を行ってください。