
自分の強みを活かせる
企業を見つけてください。
電気機器
須田 茜音
Akane Suda
人間科学部 コミュニケーション学科4年
日本ケミコン株式会社 内定
日本ケミコンでどのような仕事がしたいのか教えてください。
海外営業課で貿易の仕事がしたいと思っています。サプライチェーンのマネジメントを行う部署なので、海外の取引先とビジネスメールやオンラインミーティング等とのやり取りがメインの業務となります。もちろん英語でのコミュニケーションになるので、自分の強みを活かせる仕事だと思います。
英語を使った仕事がしたいと考えていたのですか?
英語に興味を持ったきっかけは、中学時代に帰国子女の従兄弟と会話がしたいと思ったことです。それから英語が好きになり、高校でも英語科に所属していました。大学では英語を学ぶと同時に、国際交流語学学習センターで国際交流に関するの企画・運営や交換留学生との交流を積極的に行いました。そうする中で、就職に関しても自然と英語を活かした仕事に就きたいと思うようになったんです。
英語が就職活動の軸になっていたということですね。
企業を絞り込む際にも、グローバルな環境がどのくらい整っているかを重視しました。業種にはこだわらず、海外での事業展開をしている企業を幅広く見ていましたね。日本ケミコンは電子部品の開発・製造・販売という理系の商品を扱う企業なので若干の不安はありますが、入社前に時間があるので基本的な知識は習得したいと思っています。私は勉強することが好きなので、やりがいを感じています。
試験対策はどのように行いましたか?
私が受験した企業は面接だけの選考だったので、筆記試験対策は行いませんでした。面接対策はキャリア支援センターで模擬面接を重点的に行いました。本番の面接では、想定外の質問をされることがよくあります。そこで言葉に詰まらず臨機応変に対応するためには、とにかく経験を積んで慣れることが一番です。模擬面接を何度も繰り返し、自分はこれだけ練習したから大丈夫だと自信を持つことが大切だと思います。
日本ケミコンの面接で心掛けたことは何ですか?
日本ケミコンは大きな会社なので、様々な部署があります。自分が関わりたい部署に配属されるためには、自分のやりたいことをはっきり伝え、どの部署なら自分の力を発揮できるかアピールすることが大切です。私は英語を使った仕事がしたいので、TOEICの得点や大学で経験した国際交流のスキルをアピールしました。また、面接後にカナダへの長期留学も決まっていたので、まだまだ英語力を伸ばす意志があることも伝えました。
東京の大学生と競合するわけですが引け目は感じませんでしたか?
最初に行われたグループ面接に、東京の大学で素晴らしい成績を収めている学生がいました。話を聞いていると本当に優秀な方で、自分はとても敵わないと諦めてしまったんです。そのことを友人に話すと、自分がやってきたことを自分の言葉でどれだけ伝えられるかが重要だから引け目を感じる必要は無いとアドバイスしてくれました。それから、どんな場面でも引け目を感じず、自分をアピールできるようになりました。
これから就職活動を始める後輩にメッセージをお願いします。
自分ノートを作ってみてください。自分ノートとは、これまでの出来事を思いつく限り書き出したノート。就職活動には関係ないと思える事も書き出すことで、自分が行動するときの軸が見えてきます。自分のアピールポイントが見つからないとき、自分がやりたいことが分からないとき、自分ノートが必ず役に立ちます。できることは何でも試して、後悔のない就職活動を行ってください。